2011年02月27日

タイヤってこんなに安いの!?

11432fee.jpg事情があって、ネットでタイヤを探していたら、次々と驚くような値段が出て来ました。この中国はレーダー社のタイヤ、なんと18インチの扁平率45で1本6,970円です。インドネシアのATR製だと4,880円。この価格、日本メーカーの半額以下というか3分の1です。

いや、それどころかブリヂストンやピレリでも中国製タイヤが出ています。大々的に言わないだけ。今やタイヤってのは世界中で製造されているのです。そもそも東南アジアって天然ゴムの産地ですしね。

昨年、ミシュランは群馬の太田工場を閉鎖しました。世界各国の工場と比べて、日本のコストが2倍近かったからと発表されてました。工業製品ですから、最新工場のほうが効率は良く、そこの人件費も安ければ、おのずと製造コストは下がる。

コストの下がった工場ができると、今までの製造コストのままでは世界企業内で存続させることが許されなくなる。改革に踏み切れなかった所は、消される運命にあるのです。そもそも最新工場は品質も安定しますので、そこも大きい。

今年、F1のタイヤがブリヂストンからピレリに変更となりました。F1が開催される国の半分がアジアとなり、世界最大の自動車市場は中国となった今、この先は高級タイヤ市場ってのがアジアに誕生することを分かっているからです。

イギリスの植民地だったインドには、かなりの数の英語が話せる層がいます。英語系企業の開発部署やコールセンターの大半がインドなのもそれが理由。だから、10年以内にインドも世界第2位の自動車大国になると言われていて、今年は初のF1開催も決定しており、ここも重要なターゲットとなってます。

世界がビジネスの舞台となる中、日本のタイヤメーカーは大丈夫なのでしょうか?価格競争力を失い、ブランドイメージの最高峰「F1」タイヤがピレリへと移る中、アジアでの存在感を急速に失っているような気がしてます。

いやー、まだピレリで良かった。ちょっと間違ったらハンコックタイヤ(韓国)って可能性もありましたからねえ。いやー、タイヤのブランディングは難しいねえ。

gq1023 at 06:22│Comments(0)TrackBack(0)

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