2011年02月16日

ブームは終わるものだ

eecf9bad.jpg広告の仕事をしていると、やむをえずブームってのをつくってしまう時があります。そんな時「しまった」と思うのですが、もうその時点では時すでに遅しってことが多いのです。なぜか、それはブームは終わるものだからです。

とくに地方の名産品なんてのは危ない。そういうものは、歴史をしっかりトレースして、深い裏打ちがあってこそのものなのです。どこかから持って来たやっつけのネタとメディア活用だけで、ヘタにブームなんて作ってしまうと、大変なことになる。

地方に突然ブームが来ると、その製造メーカーは必至で生産体制を構築するのですが、得てしてオーバーキャパシティになる。そうすると、雇った人をすぐ解雇することになったり、メーカーごと倒産しちゃったりってのもあり得るのです。

逆に成功事例でいうと、浜名湖のうなぎパイとか、伊勢の赤福なんてのが目標。北海道の白い恋人とかマルセイユバターサンドなんてのもそうです。ああいうものが作りたい。

石垣島にもラー油ブームが来てます。それはもう大変なレベル。きっかけとなった辺銀(ペンギン)食堂さんのラー油なんて、もうとんでもない高値で販売する人が出てきたり、店の前で6時前からワイワイ並んだりで、予約販売方式になっちゃいました。

しかも、ニセ物とは言いませんが、似せたものやら似てないものやらも登場。ラー油ブームの火つけ役だとは思いますが、辺銀食堂さんのは桃屋のみたいにご飯にかけて食べたりするものじゃないと思うのですが、もう何が本当だったのかすら分からなくなっちゃいました。池袋の餃子スタジアムで食べられた時は、ここまでの騒ぎにはなってなかったんですけどね。

テレビや雑誌って罪つくりなことするんですよね。そこに私もいたりする。そしてブームが発生すると、日本中から注文が殺到して、メーカーは増産体制を作らなければいけなくなる。ところが、増産できるようになった時にはブームが終わる。何度これを見て来たことでしょう。

少しづつ、でも着実に売上が増えていけば最高なんですが、なにぶん簡単な話しじゃないんですよね。ちょっとメディアに取り上げられちゃうと、ブームになっちゃう。花畑牧場の生キャラメルみたいにね。

じつはゴマってほぼ全て海外産です。だからこそ国産物に値打ちがある。石垣島でゴマの生産やったら、黒糖と混ぜたジャムや、塩と混ぜたゴマ塩もできる。栽培から手をつけたら、急な増産は絶対にできないからブームにならない。いっちょ本気で地場産品づくりを生産段階からやったろかなんて考えてます。ここに書いちゃったら、紳助さんに宮古島で先にやられちゃうかな!?

gq1023 at 05:35│Comments(0)TrackBack(0)

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