続「グズな人はなぜグズなのか」5年後には全競輪場が赤字に(経産省試算)

2011年01月28日

国債格下げは当然だ

恐怖のドアが開いてしまいました。日本の生命線は、誰もが知ってるとおり国債という名の借金です。当たり前ですよね。国債は金利が低いから、今の日本の財政状態が成立してます。金利が低いのは国債の信頼が高いからです。

国の借金の総額は、2010年度末には973兆1625億円に達すると発表されてます。小泉政権時代に必死に増加をできるだけ少なくしていた国債ですが、その後の総理大臣5人にバラ撒かれてしまい、あっという間に倍近く膨れ上がりました。

金利1.3%で5,500万円の30年ローンを抱えた一般家庭が、急に9,700万円まで借入額を増やしてしまったら、月々均等払いで21万円ほどの支払いが、37万円超にまで増えます。これじゃ生活破たんですよね。

ところが、国債が格下げになると金利も上昇する可能性がある。金利が0.3%アップの1.6%なら月々40万円に。金利が2%にまで上昇すれば43万円超です。つまり倍以上。

残念ながら、消費税を10%にしても、増えた借金のおかげで今後の社会保障をまかなうのに十分な金額ではなくなってます。こんなの、大した計算じゃありません。支出見込みは立ってますから、収入との差を見るだけですので、中学生でもわかるレベルです。

残念ながら、現在の政権は経済にうとく、外交も苦手で、道路と鉄道の整備も嫌いで、社会保障は大好きです。社会保障にいくら資金を投入しても景気なんて良くならないし、年寄りは長生きするし、借金は増えるのに、そこが良く分からないみたいです。

助け合い方式の保障ってのは、青天井で増やせるもんじゃないでしょ。医療費が増大したら、個人負担が増えるんですよ。年金収入が増えなければ支給が減る。これはやむを得ない。だけど、票が欲しいから借金でまかなっちゃった。バカですねえ。

良く分からん言葉ですが「のっぴきならない」所まで来てるようです。昨年末から「国債格下げ目前」って言われ続けたけど、ずーっと小沢って言ってる。

あげくのはてに経済財政担当大臣に、後期高齢者目前の人を他党から引き抜いて連れて来た。総理大臣自らが年金受給年齢ですからね、高齢化も甚だしいのです。

国債が引き上げになると、かなり大きく生活が変わります。長期金利が上がりますから、住宅ローンの金利だって変わります。変動で借りてると、大変なことになります。企業の借入金だって同じくです。国の予算に占める借金返済比率も激増します。

総理大臣様は、格下げについてのインタビューで「そういうことには疎い(ウッソー!?)ので、改めてにしてください」って言ったそうです。さいわい今、通常国会の最中です。選挙で選ばれた偉い人々の中には、疎くない人もいると思いますので、きっと素晴らしい解決策が超党派で考えだされることでしょう。期待しましょう。

gq1023 at 06:13│Comments(0)

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