8耐観戦ツアー町会の新年会

2011年01月19日

同じ釜の飯を食うという8耐

meshi8耐スケジュールをチーム側の視点で見ると、以下のような感じになります。

1日目(水) 乗り込み&ピット設営<最低スタッフ3名+ライダー2名>
2日目(木) 選手受付&練習走行<最低スタッフ3名+ライダー2名>
3日目(金) 計時予選<最低スタッフ4名+ライダー2名> ※夜PitIN練習
4日目(土) 4耐&スーパーポール<夜には全スタッフ集合> ※夜PitIN練習
5日目(日) 8耐決勝 ※夜は打上げor残念会
6日目(月) ピット片づけ&帰郷<最低スタッフ2名>

スタッフというのは、監督1名、フロントタイヤ2名、リアタイヤ2名、給油2名、消火器1名、ライダー2名、サインエリア2名、ピット内アシスト2名、ライダーサポート2名、チームマネージャー1名で合計17名になります。これが最低限。

これでキャンギャルが3名いて、それが各所のステージに出ていたら1名はり付きで、応援チケットの受け渡しがあればエントランスに1名。さらにスタンド側にも1名配置すれば6名追加で23名。

スポンサーアテンドが2名いて、チームスイートルームがあれば、そこにもスタッフが1or2名は必要だし、マッサージの方も1or2名帯同します。つまり合計30名ぐらいってのが、一般的な体制です。

じつは、このメンバーを集めるだけでも大変なのですが、行き&帰りの交通・宿泊・食事の手配が大変なのです。昼は食事に行けないので弁当を手配しますが、早く来すぎると腐るし、遅すぎると食べられない。夕食なんてバイクが転んだりするから、もっと大変。それに全員が「来てやってる」って姿勢だから、チョー大変です。

これで、毎日朝7時サーキット入りの、夜22時サーキットアウトって生活ですんで、お酒を飲んで楽しくワイワイなんて時間もない。朝は起きたら車に乗って途中コンビニに寄ってサーキットに移動。あとは黙って各自が仕事して宿舎に帰るってだけです。

暑いのにエアコンのない場所にずっとですからね。ピット裏は発電機50台の音&表はバイクの爆音の中にひたすらです。全然和気あいあいとは程遠い雰囲気になります。

そうすると、各自が自分の持ち場のことだけで精いっぱいになっちゃう。その結果、得てしてみんなでやってるレースなのに、終わった時に共通の事を成し遂げた達成感がないって事態に陥るのです。

だから、私達は「同じ釜の飯を食う」ってことにこだわってます。タイムスケジュールの合間に弁当を用意する。お金がないからホカ弁ですが、それでもみんなで「いただきます」って言える環境を用意してます。

今まで8耐手伝いに行ったのに、さみしい思いした人っていますよね?勝手に現地集合して宿舎も各自で手配して食事も各自。レースが終わったら流れ解散。さみしいっすよね。何度かそんな経験したので、こんな体制を用意するようになりました。

これ仕事も同じ。ヘトヘトになって働いてる時に、1時間だけチームのみんなで同じ釜の飯を食えば、いろいろ話し合えるじゃないですか。回りも見えますよね。それには自分を殺して回りを楽しませる管理者=マネージャーの存在が不可欠です。そんなことを8耐から学びました。

でも「自分を殺して回りを楽しませる」って、ちょっと間違うとスタッフからは「働かされてる」って思われがちです。「オレは消火器だけかよ」と「ラッキー!消火器担当とはいえピットクルーだぜ!」では大きく違う。その違いが「モチベーションの違い」なんだって事に、最近気づき始めました。まだまだ日々勉強中の私です。

gq1023 at 06:18

この記事へのコメント

1. Posted by たくポン   2011年01月19日 18:24
私のやってる消防団も似た様なモンだと思います。
何が貰える訳でもなく、考えれば損な事ばかり・・・それでも「自分達の街は自分で守る」の精神で自ら動く人間と、一方で動かされてる人間ではまるで働き方が違います。
自分からヤルと決めたなら自ら動く!
そうすれば自然と仲間が出来、一緒に飲んだり食べたり、汗をかいて・・・悔し泣きした事もあります!
憧れの鈴鹿8耐・・・・そんな仲間であって欲しいですよね。
2. Posted by Hippo   2011年01月19日 19:12
> たくポンさん

消防団もそうですが、仕事を休んで参加するわけじゃないですか。それも必死でやるわけですよ。本気で命の危険もあるわけだし。だからこそ「みんなでやってる」って実感を感じて欲しいんです。

8耐の場合、バイク好きってだけでお手伝いに来ていただいても、全ての部品が命に関わるものなので、指示待ちになるんです。ところが指示出す方も必死だから、指示出してられない状態になる。そうすると、何もしない宙ぶらりんのスタッフが出ちゃうんです。

だから、みんなで食事する。手があいてる人は、そこで「オレあいてます」って言ってもらう。そうすれば、頼みたいことがある人は、手があいてる人に頼める。分からないことがある人はそこで聞く。「一番近いトイレって何処ですか?」みたいな感じです。

我々プライベーターのピットクルーは、レースウイークまで練習できない一発本番だから、とにかく来てもらったみんなが「参加できた」って感覚を、少しでも持ってもらえればと勝手に思っていろいろやってます。

消防団大変ですよね。初期消火だけじゃなく、地域の住んでる人の数まで把握して、路地の裏の状態まで理解した上での活動ですもんね。行事もたくさんあるし・・・。ご苦労さまです。

我々は好きでやってますし、年に一度のことですからね。ぜんぜん消防団活動ほどの大変さはないです。これからも頑張ってください。
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