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2011年01月18日

お金をもらってレースを走るライダー

近年、レース業界からのお金の流出が加速してます。真っ先に抜けたのがタバコマネー。これはWHOの勧告による世界的な屋外広告の自主規制で消滅しました。オイルマネーも環境問題の影響で激減し、航空各社は自社のロゴ入りクラッシュに耐えられず撤退が相次ぎ、携帯電話関連企業の出稿も激減しています。

そんな中、一番大きな流出はバイクメーカーの資金です。なぜなら、世界最高の技術を披露する場であるはずのレースが、旧来型の環境破壊システムである内燃機関を使って、ガソリンを大量に燃焼してC02を排出しまくるものだからです。

メーカーとしてはハイブリッドや他のシステムをアピールしたいし、なんといってもエコ企業を前面に打ち出したい。だからレース費用はガンガン削られてます。

最近ではタイヤメーカーもエコタイヤブームで、スポーツタイヤなんてものの予算はどんどん削られてます。だからレースサポートの範囲は限りなく狭まってます。

だから今、企業からのサポートではなく、個人のサポートを集めて走るライダーが増えて来ました。せいぜい10万円までのお金を100人分ほど集めて走るわけですが、3千円なんて方もいますので、100人分集めてもなかなか300万円なんて集まりません。

全日本ロードレースをフル参戦したら、まあ年間最低500万円は必要です。もちろんライダーの人件費なんてここからねん出できません。だけど、海外のレースに乗るにはシートマネーが1千万円以上は必要です。毎年500万円を国内レースにつぎ込みながら、海外参戦のための1千万円+渡航&滞在費用を用意できないといけないのです。

こんな感じだから、今最もライダーに問われる資質は「営業力」となってます。年末年始にお金持ちのパーティーに参加しまくって、挨拶回りやりまくって資金を稼ぐっていう、ヨットレースやF1と同じ立ち振る舞いが必要になっているのです。

最近はお金をもらって走るライダーさんも激減しました。「支出はゼロで稼ぎは賞金」ってライダーさんですら少なくなってます。厳しい時代です。

だからこそ、卓越した営業力でツイッターやニコニコ動画を使いこなしてスポンサー活動する、新時代のライダーやチームが登場して、周囲の意識改革が進めばいいのになあと思ってます。

gq1023 at 08:09│ バイクレース(含む8耐) 
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