政治倫理審査会の後は海上保安庁の処分は出たが国会議員は…

2010年12月22日

ざっくり日本の農業をジャパンマネー目線で考える

d28c635f.jpg全くの私論です。

日本には農林中央金庫(以下農林中金)という団体があって、農協や漁協系の資金運用を行っています。農協の中は、銀行業務の県信連、保険業務の共済連、商品の流通を行う経済連なんて形で分かれていましたが、今はいろいろ統合中でして、各都道府県ごとに状況はバラバラになってます。

とはいえ、農協の中でも農林中金を頭にした集金組織は強固でして、年金の受取口座にするだけで参加できる「年金友の会」なんてものが組織されていて、めったに田舎では見られないタレントショー等が無料で観られるとあって、農家世帯の年金受け取りは、ほぼJAバンクとなってます。

じつはこの農林中金ってのは、日本最大の機関投資家でもあります。世界が恐れるジャパンマネーってのは、じつは農家のお金です。どんなにサラリーマンが「私たちにもお金をください」といっても貯蓄には回らない。子供手当てが良い例です。

ところが、農家に渡したお金は農林中金に預けられて、ジャパンマネーにできるのです。補助金が出る時期になると「○○さんの所は120万円だから、100万円は定期にしておきましょうね」といって、JAバンクの人が半ば強制的に貯金しちゃうのです。

農家が破たんして、農林中金の預金が引き出される事態になると、日本の国力が激減するのです。そこが、他の補助金と根本的に違う部分なんだと思うのです。

しかも、農業には農協系以外に財務省系のたばこ農家がある。これもJTと契約している農家だけの栽培で、最初から買い取り価格が決められていて全量買い取りなので、預金残高の多い層になっています。これもジャパンマネーの財源です。

単純に「TTPに加盟して、しばらく農家には苦しんでもらおう」って話しじゃないんです。日本の食を考えるってのは、日本全体を考えることでもあるのです。金融系のお話しなので、ちょっと議員様には難しいかもですね。

gq1023 at 05:34│
政治倫理審査会の後は海上保安庁の処分は出たが国会議員は…