JR西日本・舞子駅での事故ティッシュ配り

2010年12月26日

レーススポンサー同席の場でのトーク

baiオートバイのコーナリングってのには、一次旋回と二次旋回ってのがあるそうで、一次旋回ってのは、ギリギリまで遅らせたブレーキをガツーンと握り込んで、バタンと倒しこんで行く状態のことで、グリップしているタイヤは前輪だけに近くなりバイクは極端に不安定になります。

二次旋回ってのは、倒した状態からアクセルを開けてコーナーを脱出して行くまでのことで、前輪荷重から後輪に重心が移っていくので、両方のタイヤが仕事をしていて、結構安定した状態です。

とはいえ、どっちにしても2輪車なんで不安定でして、一次旋回ではブレーキングが遅れてコーナーを真っすぐ突き抜けたり、ブレーキを握り過ぎてフロントタイヤからスリップダウンしたりするし、二次旋回ではアクセルを開けた瞬間にオートバイが暴れまくって手に負えなくなって吹っ飛んだりします。

一次旋回を「そっと」やって、二次旋回へ「そっと」移行して、アクセルを「じわーっと」開けると安全なのですが、皆さんそうではなく、普通の人なら「ここまでアクセル開けてるか!?」って言う所までコーナー進入時でもアクセルを開け、「ここから止まれるか!?」って位置からブレーキをかけ、「これで曲がれるか!?」って速度で進入して、「もう加速!?」って場所からアクセルを開けます。

「だから皆さん痛い目にあってる」はずなのですが、忘年会等でお会いすると、どのライダーさんも、その話しで盛り上がってます。いかに一次旋回と二次旋回ってのが重要なことかってことです。

サーキットには斜度があって、車体はいつも前後左右に角度がついてます。しかも視覚的に錯覚を生みだすように設計されていて、人間の直感では簡単にはコースの全体像は把握しにくいため、コメントは人それぞれ。だからライダーさん同士で激論を戦わすことになります。

A「鈴鹿のヘアピンって一次旋回が長引いて減速しすぎちゃうんですよ?」
B「少々オーバースピードで突っ込んで、ぐいっと向きを変えてアクセル開ければ!?」
A「えっ!ヘアピンですよ。二次に移った途端ハイサイドくらいましたけど」
B「だって立ちあがりのコース幅は進入の倍近くあるしセーフティゾーンも広いよ」
A「そうでしたっけ?だって、二次旋回ってグイーンっと登っていきますよね」
B「立ちあがりは外側が高くなっててスピード出ててもコース幅をワイドに使えば勝手に減速するよ」

何のこっちゃ分からん話しが、えんえん続きます。そのうちこうなります。

A「ワーンと行って、ワーンワンワンじゃないですか、そこでガツーンと掛けてグイって感じですよ」
B「いや、ワーンから一気にワンワンで2速でしょ。その時にはブレーキング終わってるけど」
A「最後のワンの時は、もうすぐにワーンって感じですか!?」
B「最後のワンで一次から二次に移ってる感じかなあ?」

どんどん分からなくなって、結局お開きになるのです。白バイ隊員の忘年会みたいでしょ。それじゃスポンサーやサポーターは盛り上がれませんよ。

国際ライダーの皆さま、スポンサー同席の場でのお話しの仕方やビジネスマナーってのを、身につけられたほうが、レースマネーは豊かになってレース界全体が盛り上がると思うのですが、どんなもんですかねえ?

gq1023 at 06:37│ バイクレース(含む8耐) 

この記事へのコメント

1. Posted by TANAKA   2010年12月26日 21:58
いちばん最後の行、強く同感です。
まあ、私も人の事を言えるようなマナーではないですが。

いろんなスポーツで似たり寄ったりなんだろうと思いますが、スポーツ選手とは何ぞや?と問い、石川遼選手を見習って欲しいものです。
一部には、キチンとしたライダーもいますけどね。
2. Posted by たくポン   2010年12月26日 23:24
はっはっは・・・(笑
どうしてもレースやってる人達の集まりはそんな擬音の塊の会話になりますね
カートレベルでもそんな会話でしたよ!「ドーンと踏んでクルッと周って、バーンと開けて」
ちょっと専門入るとキャンバーがどうのトーインがこうの、キャブがあぁの、タイヤの内圧がそうの・・・
それで通じるから不思議な会話でした(^0^)
3. Posted by Hippo   2010年12月27日 07:12
> TANAKAさん

私が思うのは、とくに全日本等ビッグレースのレースウイーク中におけるサーキットでのライダーの態度。

革ツナギを来てない時でもユニフォームを着るべきだし、ツナギを半分まで脱いだ状態でスリッパ履いて、喫煙スペースに群がってるなんてのは、とても日本最高峰の場とはいえない雰囲気を醸し出してるんですよ。

テントピットにゴザ引いて寝てるライダーって構図は、どうなんでしょう?スポンサー候補を連れてサーキットに行くたびに、ビックリされ続けました。

コカ・コーラさんがスポンサーの8耐で、スポンサー様から配られた大会デザイン缶の空き缶を、あろうことか灰皿にして喫煙スペースではない所で喫煙してた関係者。そんなの言語道断ですよ。私が広告営業だったら、鈴鹿サーキットに怒鳴りこみます。

メーカーや部品メーカーは、最大のスポンサー候補。それの社長ですら来てたりするビッグレースは、最高のアピールの場だと思うのですが、ダメなんですよね。

まずはサーキットでの姿勢を見直して、次に飲食の場での姿勢を正す。スポンサーに誘われたからって、「大喜びで食べ放題に食べまくりました」なんてブログに書いてるのを見ると、がっかりしちゃいます。

普通ブログに書くなら「レースをやれるのもスポンサー様のおかげ、その社長様を前にすると、緊張して食べ物が喉を通りませんでした」なんてほうが良いはずなんですが、何やら全てがずれてる感じです。

ブリーフィングでちゃんとレースウイーク中の監督&ライダーのあるべき態度と姿勢について、きちっと伝えて欲しいと思ってます。
4. Posted by Hippo   2010年12月27日 07:21
> たくポンさん

レース関係者の会話は擬音だらけ。しかも、それで5時間とか話し続けますからね。「パーンでパンパンで、モーになったら裏ストレートでパーンって無理でしょ」なんて会話ですよ。下手すると朝まで続きます。

いいんですよ、楽しければいいんです。とはいえ、スポンサー同席の場だけは分かりやすくお話しくださいって思ってます。
JR西日本・舞子駅での事故ティッシュ配り