体育会系とマナーの違いチャーツューメソ

2010年10月12日

ヨシムラのいない全日本

gif今年はスズキがロードレース世界GPに参戦して50周年なんだそうです。まったく知らなかったのですが、もてぎのGPでセレモニーをやっていて知りました。

そのスズキの全日本ロードレースにおけるトップチームってのは、長い間ヨシムラというチーム(というか会社)でした。しかし、今年の全日本ロードレースに、その姿はありません。

なぜいないのかって理由は様々あると思いますが、私が勝手に類推するに、一つはスズキのレースサポート費用削減、もう一つは昨年2009年に日本のトップレースのあり方に対し疑問を投げかけた、ある問題にあると思ってます。

http://www.yoshimura-jp.com/objection/

その問題というのは、簡単な話しで「インチキがまかり通る現状は納得いかん」というものでした。

今日本では、ローコストでフェアなレースを普及させ人気を向上させるため、最高峰レースを市販車改造レースとしています。つまり、昔の500ccクラスのような、一般の人々ではとても開発できないようなバイクでのレースではなくなっているわけです。

しかし、ワークスマシンってのは今もあって、それが実際にコースを走っていて、フェアではないようなスペシャルパーツが採用されていて、それを手に入れないと勝てないってのは事実のようです。ただ違うのは、昔ほどワークスマシンとプライベーターのレベル差がなくなっているのです。

だけど、そんなものの存在なんて関係者の間ではずっと当たり前であり、それに対して文句言って来た人なんていませんでした。だって、そのマシンを手に入れても速く走れるかどうかなんてライダー&メカニック次第ですからね。

「いいライダー」には「いいタイヤ」と「いいサスペンション」が付いて来る。そんなの当たり前です。今でもトップライダーにはサスペンションメーカーのスタッフとタイヤメーカースタッフが張り付いてます。元々速い人が速く走れるアイテムを独占するのですから、そりゃ速いわけです。

私は、このイコールコンディションというか、フェアなレースのあり方に、かなり違和感を感じています。これ、完全にヨシムラさんとは逆の考え方です。

昔のレースってのは、圧倒的にレベルの高いワークスマシンに、その辺のバイク屋の市販車改造マシンが、峠で速いライダーを乗せて挑戦するって感じでした。だからロマンがあったし、速い人達も圧倒的に速くないとクビになってました。

圧倒的に速いマシンとライダーがあってこその全日本ロードレース・トップカテゴリーだと思うのですが、私は古い人なんですかねえ。

今年ヨシムラさんは、海外でのスーパーバイク世界選手権への参戦を本格化すると発表していましたが、結局5月にイタリア(モンツァ)ラウンド1戦に出場しただけでした。国内レースは300km耐久と8耐の2戦のみ。300kmでは優勝しましたが、8耐では転倒等もあって6位でした。

何か来年へ向けて展望は描けたのでしょうか?それとも、このままレースから離れていくのでしょうか?VWグループ入りしたスズキを離れ、ヨシムラホンダなんてチームが登場するのも期待してたりしてます。

すいません明け方から能天気なもんで…。

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