漁船の船長逮捕ぐらいでそんなに怒るもんかい!?働きたい人が自由に働ける環境とは

2010年09月24日

人は食べなければ生きられない

ヒポポタマスってのは英語でカバという意味です。哺乳類でありながら、水陸両棲という特殊な生態を持つ所から、農業&漁業振興に一生涯のライフワークとして取り組みたいという気持ちから、この名前にしました。

人は食べなければ生きられません。その食べ物は、大地や川や海から生み出されます。有史以来、人類はどうやってもコントロールすることのできない自然の猛威との戦いを、ひたすら続けて来ました。

しかしここ数十年、その自然との共生バランスを無視し、乱獲&乱売といったことが当たり前のようになり、土や水を汚し、汚れた物でも安ければ買うといった風潮を生みだすようになっています。

古くから日本では「お百姓さんや漁師さんに感謝をして食べ物を食べる」ということが行われて来ました。だから供されたものはすべて食べるのが当たり前の礼義であり、食べ物を買い叩くというようなことは、たとえ商売人でもやってはならないことでした。

ところが、安いことは良い事だという空気が蔓延し、自然は汚れ、食べ物の品質は低下し、農漁村は国や自治体からの交付金や補助金に頼る生活になってしまいました。商売人も生活者も、生産者から食べ物を安く買いたたいています。

「生きるということ、それは"土を食い・海や川の水を飲む"ということ。」と私は常々言っています。目の前の土が汚れ、近くの川や海は泳ぐ事もできないのなら、それは生きることが困難ということになります。単純な話しです。

農漁村地域の卸市場では、最低な談合が行われています。それはセリ入札価格のコントロールです。限られた業者達が談合して、生産者の食べ物のセリを低い価格で終わらせてしまうのです。小さな地域での静かな殺し合いです。

そこに大手流通や商社が入って来ました。「漁協や農協のセリは談合価格になるから、直接卸せば高く買うよ。」と言って、旧来の流通を経由して買うより、はるやに安い価格で食材を買うようになってます。

何もかもおかしい。政界も経済界も生活者も、今一度ここで、私達は食べなければ生きられないという事実を直視すべきではないでしょうか。農漁村の繁栄なくして日本の未来はなし。農漁村の繁栄なくして世界の安定なし。ヒポポタマスのオッサンは、朝5時前から、こんなことを考えています。

gq1023 at 04:44
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