遅刻今日と明日はお祭り

2010年09月10日

文化文明のガラパゴス「日本」

文字に平仮名・漢字・ローマ字・片仮名を使い、食器を手に持って食事をし、人との挨拶にはオジギをし、大企業の社員はお揃いのバッヂをつける謎の国「日本」。その希少性から「文化のガラパゴス」と称されて来ましたが、ここ10年は技術&経済においても、ガラパゴスと呼ばれ続けています。

携帯電話の通信方式も特殊なら機能も特殊。日本にしかないワンセグ放送が見られて、日本独自のお財布ケータイ機能が搭載されています。超高機能で、写真なんて○メガピクセルなんてレベルでの戦いを繰り広げています。

でも売れているのは、そんな機能のない「iphone」で、世界的にメジャーなブラックベリーは全く売れていません。技術もガラパゴスなら売れ線もガラパゴスなのです。特殊中の特殊であり、そこに住む私たちは特殊な高知能生物なわけです。ただ、偶然にも人類ってカテゴリーを作った人がいて、そこに属しているので、動物園には入れられていません。

まあ技術開発は独自性が大切だし、文化も各国それぞれで特徴あるものがあるべきですが、日本は輸出型企業に依存した国家です。もう少しワールドスタンダードも意識したほうが良いんじゃないかと思っています。車なんて右ハンドルの国なんて少ししかないのに、かたくなに守ってます。

そこまで独自性を追求するのなら、お祭りとか歌舞伎とかお相撲なんてのに、もっと国民が触れられれば良いのですが、そんなもの知らないって国民が大半で、ただの特殊な国ってだけになってます。なぜなのでしょう?

ペプシじゃなくコーラが売れて、お茶系飲料が甘くなくて、缶コーヒーが売れる謎の国「日本」。果たしてガラパゴスじゃなく「ユダヤ」や「華僑」に並ぶ呼び名で呼ばれる日が来るのでしょうか?浴衣は左右どっちが上か分からないまま着用して、死に装束みたいになってる若者をみながら、とても、心配になった夏でした。


gq1023 at 08:27│Comments(0)

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