アンブッシュマーケティング「カッコつけるな」&「カッコ良くなれ」

2010年08月23日

VT250SPADA

sennaVT250SPADA。キャステックフレームに40馬力のエンジンと乾燥重量140kgというバイクでした。広告キャラクターはアイルトン・セナ。それが20年以上前の話し。

対する現行型VTR250はパイプフレームに30馬力のエンジンと乾燥重量155kgで、広告キャラクターは知らない男女。馬力も車重もキャラクターも圧倒的に20年前のバイクの方が勝ってるわけです。

実際に「もて耐」の現場を見ていても、ストレートでの速度差は歴然。とても同じクラスとは思えない速度差がありました。この速いバイクをコーナーで詰めながら、我々「石垣島マグロレーシング・モトバム」はひたすら7時間半走ってました。

問題はココで、直線で速度差があるバイクをコーナーで詰めるということは、ストレートで抜いた人からすれば「よし抜いた!」と思った瞬間に次のコーナーで「ズバッ!」と差されるわけです。

当然差されたほうは「くそー!」となりますよね。だから直線で再度抜き返す。でもコーナーでまた差される。抜かれたほうはムキになる。走行ラインがずーっとクロスするのです。でも、長い直線のあるもてぎなので、結局はそこにいくと離されちゃう。ところが、離されると次の新たな敵が後ろから登場して、次のバトルがはじまります。

遅いバイクで速いバイクを抜くには、ライン変更を最小限にとどめる必要があります。コーナーで差していく時も鋭い抜き方になる。抜かれたほうは「遅いクセにキワドイことやりやがって!」ってな感じです。

そんなわけで、とっても危ないシーン満載のもて耐でした。それにしても、コーナーで抜かれるのって、ムカっと来るんですよね。コーナーで速いバイクを抜くのって気持ちいいんですよね。

よーく分かるのですが、大の大人がムキになってやりあっている姿を見て「本当に素晴らしいレースだなあ」と思いました。

全く性能が違う「自称市販車改造マシン」で中指立てながら「バビューん」と遅いバイクを抜くようなライダーがいる8耐とは、全く違う世界です。どっちが良いのやらですなあ。私個人としてはコッチが好きです。

この記事へのコメント

1. Posted by おやじ   2010年08月24日 07:11
えっ20年も前のバイクの方が現行車より速いってことですか?
2. Posted by Hippo   2010年08月24日 07:36
> おやじさん

もちろん20年前のバイクの方が現行車より速いです。もちろん燃費は現行車のほうが圧倒的に良いです。スピードの時代ではなくなり、燃料効率の最適化という時代なんでしょうね。
3. Posted by おやじ   2010年08月24日 08:08
知りませんでした・・・
そうなんですかー
アンブッシュマーケティング「カッコつけるな」&「カッコ良くなれ」