食べるラー油日本は決して輸出大国ではない

2010年07月18日

大きなカバンに夢を詰め込んで売りにいく

zai埼玉県は大宮駅の少し先にある宮原にある会社の本社ビル。そのビルにつくと、大きなカバンを持った多くの人々の列に気づきます。1階から2(3)階へと続く行列、それは「しまむら」の仕入れ部門へのプレゼンテーション客です。

とにかくひっきりなしに来社があって、そこで悲喜こもごものドラマが展開されてます。仕入れバイヤーの数も半端じゃなくて、ずらりと並んだバイヤー席にずらりと商談相手が座っている光景は感動的です。

でも、これが基本なのですよ。今や輸出大国となった日本。その国は、戦後すぐにアメリカによって日本の財閥が解体させられ、輸出入を組織的に仕切る巨大商社は、バラバラとなりました。日本の復興には、日本の商品を海外で販売しなければならないのに、それを実行できる大商社が解体させられてしまったのです。

でも、彼らは負けませんでした。日本を復興させるため、日本の産業を振興させるため、バラバラに動き始めたのです。日本の工場で製造できるものを探し出し、持てる限りをカバンに詰め込んでアメリカへ。そして、そこでひたすら足で売れる取引先を探しつづけたのです。

最初はクリスマスツリーの飾りや灰皿だったものが、その取引の正確さと製品品質が話題となり、徐々に取引はおもちゃや家具などにも拡大。これが、今の自動車やカメラといった物を売れるようになったキッカケでした。

バラバラに解体された仲間達が、アメリカの占領終結後に再集結した時、その集団はとてつもない強力な集団となりました。結局企業と言うのは、個人の力の集まりでしかないのです。

今「不景気で売れない」というのを理由にして、今までどおりの事をしている人や組織はダメなのです。不景気だからこそ「大きなカバンに夢を詰め込んで売りにいく」のです。

どこへ?そんなの分かりません。でも売りに行くのですよ。「しまむら」の列の中には、海外の人々も多くいます。なのに、日本語の話せる日本人が動かないでどうするって言うのですか?

「売れない」ってのは言い訳であり「売らない」って宣言と同じ。「すいません、売れませんでした」ならまだしも「不景気で売れません」なんてあり得ない発言です。

売れないって言い訳ができる時は、ライバルが動いていない時なんです。こんな時こそ、大きなカバンに夢を詰め込んで売りにいきましょう!売れたら大スターですよ。

gq1023 at 11:15│
食べるラー油日本は決して輸出大国ではない