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2010年07月17日

「低カロリーってブームじゃないですかあ」発言

ramenここ数年の傾向として、食品のマーケティング会議中に必ず出てくる発言「低カロリーってブームじゃないですかあ」ってのがあります。じつは私、これが大嫌いです。なぜなら、ぜんぜんブームじゃないからです。

コンビニや大規模スーパーチェーンには、POSレジと言う販売動向がデジタルで把握できるレジがついています。売上の動きに応じて仕入れを俊敏に変えることができるもので、これによって、売れないものは販売中止となり、売れる物のスペースは瞬時に拡大するようになってます。つまり、売り場が大きい商品こそが売れている商品なのです。

そんな当たり前のことが分からないのに会議に出てくるなって言いたいのですが、まあ、分からないから会議に参加してるって面もあったりして、余計に適当な発言がバンバン出て来ます。

「パッケージのカロリー表示を見てから買いますよね」
「そう、一番安いか一番低カロリーってのは強いですよね」
本気で言ってるのか?って感じですが、とにかく良く出てくるワードです。

あのねえ、一番安いのは日本では売れないのですよ。カロリー表示を見て買ってる人なんて見た事ないですよ。カロリー気にする人は、カップ麺とかコンビニ弁当買わないのです。すでに低カロリー商品は中身が少ないって事を、常識的な消費者は気づいています。あなたはまだ買ってるかもしれませんけどね。

やっぱり売れるのは、デカイ!ウマイ!安い!です。この安いは「値ごろ感」であって、絶対的価格ではありません。例えば

「カップ麺の原価に占める割合で一番大きいのは容器と運賃でした。だから1つのカップに2倍の麺と原価4倍のスープをぶち込んで、10倍のウマサを実現しました。価格は驚きの248円!」なんてのは値ごろ感があるため、安いの部類に入るのです。

商品マーケティングや販促プランニングでの事実誤認は、世の中を不景気に陥れる危険性が非常に高いのです。だって、物が売れなくなりますからね。もっと日ごろから当たり前のことを、当たり前に理解するような練習をしてもらいたいと切に願います。

gq1023 at 07:48
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