F1駅前留学「井上隆智穂」この本

2010年07月08日

ラーメンといえば康師傅(カンシーフー)

ra中国で「康師傅(カンシーフー)」といえば、誰もが知ってるインスタントラーメンメーカーです。でも、じつは台湾メーカーだそうです。でも、台湾の食品メーカーではずば抜けて大きい「統一グループ」を、中国市場でははるかに凌駕する規模にまで成長しちゃってます。

私はサラリーマン時代に台湾に年に数回は行く仕事をしていた事もあるのですが、全く「康師傅」なんて見た事ありませんでした。89年中国進出で92年インスタントラーメン生産開始だそうです。20年も経ってねーじゃん。

そのヒットした理由って単純で、「牛肉ラーメン」ってのを出したからだそうです。日本にはないですよね。台湾にもありません。とんこつスープはあっても、牛骨スープって聞きませんよね。

これって、単純なヒアリングで分かったそうです。人口が一番多い北京では牛肉ラーメンが売れてるってだけだったそうです。先入観がないと、牛肉ラーメンってものが、ゲテモノに感じなくなるわけです。

石垣島には牛汁ってものがあります。牛肉を煮込んだものなのですが、これでご飯を食べます。これに八重山そばをいれたら牛汁そばです。全くもって当たり前の食べ物で、幼稚園のバザー等に行っても出て来ます。台湾なんて目と鼻の先なのに、食文化が違うのでしょうか?

それにしても、まさにチャイニーズドリームです。訳の分からない会社が、牛肉ラーメン一つで大企業になれる。あとは同じ物流に乗せて運ぶだけですから、今やソフトドリンクまでやってます。その規模に2度ビックリ。なんと中国市場でコカコーラに次いで2位です。

儲かる話しは転がってるもんですなあ。あとは拾えるか?拾ったものが「お宝だ!」って認識できるか?ってことですよね。う〜ん、きっと認識できません。こりゃいかーん!

gq1023 at 06:58│Comments(0)

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