日本は家電が強いって!?ユーロ圏でドイツだけ空売り規制する意味

2010年05月19日

鉄道車両メーカートップ3

7d383981.jpg日本は鉄道車両で世界に先行していると思われがちですが、大手6社(日立・川崎重工・三菱重工・日本車両・近畿車両・東急車両)で世界シェアは1割程度。しかも商売相手の大半は日本国内です。

それに対し、海外勢はフランスのアルストム、ドイツのシーメンス、カナダのボンバルディアの3メーカーで、なんと世界シェア6割以上を占めます。世の中を走っている鉄道車両の半数以上は、この3メーカー製なのです。

アルストムはフランス高速鉄道のTGV。シーメンスはドイツ高速鉄道のICE。ボンバルディアは中国高速鉄道のCRH1。といった感じで高速鉄道も開発&製造していて、世界の新幹線受注競争で、日本メーカーが戦う相手になってます。

それ以外にも、LRV(Light Rail Vehicle)と呼ばれる低床式路面電車では、海外勢が圧倒的なノウハウを持ち、日本にも車体が岡山電気軌道のMOMO号などとして導入されています。

これ以外にも、近年その力をつけているのがヒュンダイロテム。インドの地下鉄車両はここの製造です。IMF危機の際に、ヒュンダイ・ダエウー・ハンジンの各鉄道車両メーカーが合併してできた会社で、キアの宇宙開発&軍事部門も吸収しました。

韓国の新幹線はアルストムの技術を移植して製造されたのですが、今年運転開始したKTX-2は、いよいよ完全に韓国の技術だけで開発&製造されました。もちろん狙いは海外市場での受注獲得です。

中国勢も怖い勢力。上海リニアモーターカーはシーメンスの車両ですが、中国航空工業成都飛行機工業が7割近くを国産化させました。最高速は15%ほど向上していて、間もなく営業に投入されそうな雰囲気です。この会社は戦闘機などを製造しているので、本気で勝負を挑んで来ると、かなり怖い存在です。

最近は「鉄道マニア=鉄ちゃん」がブームになってますが、その開発&製造競争に目を向けても楽しいと思いますよー!

gq1023 at 07:32│
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