負け惜しみやまぐちたつや

2010年04月23日

広告代理店におけるイベント

c8711b09.jpg私はイベント会社から広告代理店に転職しました。だけど広告代理店の下請け会社ではなかったので、入社してからビックリしました。なぜなら、広告代理店のイベントってのは、路上で物をバラまいたり、記者会見やったり、ショッピングセンター等での集客イベントやったりだったからです。

イベント会社にいた頃の私の仕事は、新春祝賀会、新入社員入社式、株主総会、優秀セールスマン表彰式、企業運動会、クリスマスパーティー等という、企業の経営と密接に関連するものばかり。窓口も社長室・経営企画室・総務部・労働組合本部といった、経営の中枢ばかりでした。

ところが、広告代理店におけるイベント折衝窓口は宣伝部・広報部といった所なので、打合せが広告展開主体で、イベントはその付録って感じが当たり前だったのです。キャンペーン予算30億円で記者会見費300万円みたいな感じです。

しかも、会社からは「イベントなんて取って来るな!時間ばっかり取られて儲からないんだから」と常に言われる始末。当たり前です。だって代理店手数料って10〜15%ですが、イベントだと5〜8%になる上に、売上も大して期待できないからです。さらに、失敗すると広告の売上だって吹っ飛ぶかも知れない。そりゃ逃げますよね。

もちろん、万博やオリンピックといった大規模イベントもありますが、一生に一度あるかないかのもの。しかも仕掛けるのに10年単位の年月が必要であり、それらノウハウは大手広告代理店の中にしかないので、普通にイベント担当している人では、なかなか大きな話しってのにはめぐり合えないものなのです。

私は偶然にも大阪花博・和歌山リゾート博・岡山F1・神戸アーバンリゾートフェア・山陰夢みなと博なんて大きなイベントに深く関与できましたが、世の中こんな経験してる人なんて、ほんの一握りしかいません。(なぜか上海万博日本館のメンバーも、この頃の顔ぶれなので、これはずーっと続くかもですね)

イベントってのは、じつは意外と安くできるもんです。しかも感動を心に残すことができる。そのノウハウは、大手広告代理店の中にはイッパイ眠っています。だから、今一度そのノウハウを目覚めさせて、おもしろい企画を仕掛けて行きたいと思います。

gq1023 at 06:38
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