2010年03月30日
今年12月 新幹線は青森へ!

多くの人々にとって悲願の新幹線。不要論は確かにありますが、今さら不要って言ってもどうしようもないわけで、現実主義的に「出来たものをどう活かすか」ってことを考えるしかないわけです。
ところが、その内容がお粗末で「新幹線が出来ると東京から人が来る」ってのが大半なのです。でも、現実的にはそれはあり得ません。だって、今まで函館や青森の出張って確かに宿泊出張でしたけど、3時間で行けるなら日帰りにしますよね。
今は会社から出張の移動について指示がでる会社も多いですから、そうなると確実に日帰りになります。旅行だって日帰り旅行が組めるなら、そのほうが安くて良いのです。
だから、もう少し考えにヒネリが必要。例えば「ペットを置いて旅行に行けないというあなた。青森は日帰りで行けますよ!」みたいな企画をやったり、「日帰りできない往復切符だと県から1,000円の補助が出る」みたいな企画をやったりというのが必要です。
岡山駅なんて、終着駅の時はものすごい繁盛してましたが、博多までつながった瞬間からダメになりました。宇高連絡船の拠点として栄えた宇野駅周辺なんて、瀬戸大橋ができた瞬間からさびれてゴーストタウンみたいになってます。
それにね、高速交通網は地域の若者を都会に吸い込む掃除機みたいなものだったりもするのです。3時間で東京に着くんですよ。しかも新東京タワーのある東京ですよ。やり方を間違えないようにしないと大変なことになるのですが、大丈夫ですかねえ?
gq1023 at 06:13