百貨店の売上が下がっているのは…沢尻エリカの言っていること

2010年03月19日

農家と知り合いになると農作物はタダ

80b18a8a.jpg「農家と知り合いになると農作物が無料でもらえる」ってのは分かりますよね。つまり、「漁師と知り合いになると魚がタダでもらえる」ってことです。

でも、タダでもらえるのは出荷できないヤツ。例えば「変形したキャベツ」とか「釣ったけど傷のついたマグロ」なんてヤツです。つまり、食べるだけなら何の問題もない物がもらえるわけです。

キャベツやマグロなんて姿焼きにするわけじゃないから変形や傷なんて関係ないし、出荷できないって言ってるヤツの意味が分かりません。

調理して出しちゃう所ってありますよね。飲食店、給食屋、弁当屋なんてのは、それこそ変形していても良いので安く買いたい。何か理由つけて安く仕入れるために、こんな構造を構築しているわけです。

それこそ「カット野菜を飲食店に提供する会社」なんてのもあって、こんなのになると、イレギュラーの野菜をカットして袋に小分けにして、普通より高く売ってたりします。「仕入れは安く&販売は高く」って話しなので、これで良いのです。

そんな感じで価格が決まるのですが、そもそもの出荷額って知ってます?写真は農林水産省の資料ですが、98円/kgのキャベツを売って生産者が受け取る金額は35.9円ってなってます。「そんなにもらってるヤツなんていねーよ!」って農家の方は言うでしょう。

じつは、この価格には生産者による選別・荷造労働費が含まれて(表の下に小さく書いてあるっしょ)いて、青果ってのは農協経由の出荷が多いから、実際の農家に行くお金は、もっと少なくなります。しかも、この価格って1kgあたりですからね。商品単価じゃないですよ、キロ単価。

必死で生産しても規格品しか買い取ってもらえない上に、指定の段ボールや農薬まで買わされて、掛かった経費とは別に流通手数料を搾取される農家。悲しい現実です。

でも、一番悪いのは「店にある棚に並べたいから」なんて理由で規格サイズでの入荷を要求する店舗と、「安くておいしい食べ物を買いたい」って言ってるけど、味覚のマヒした消費者です。ハッキリ言って、スーパーの野菜はスーパーまずい!結局はマズイ食べ物を安いと思って買わされてるってのが現実なのです。

東京・恵比寿に大人気レストラン「農家の台所」ってのがあります。農家の直送野菜が食べ放題なのですが、開店前から行列です。他にも美味しい農家・漁師直送食材を食べられる店は山ほどあります。でも、一般には知られていません。

今一度「本当においしいものはタダで手に入る」っていう現実を見つめ直し、何が「おいしくて安い」ってことなのかを考え直す時期なのではないかと、心から思っております。

gq1023 at 07:43│
百貨店の売上が下がっているのは…沢尻エリカの言っていること