武蔵小山のパチスロ店が自己破産身近な人ほど怖い者はない

2010年02月20日

仕掛人と仕掛けられ人

56c873ae.jpg私たちのような「広告マーケティング関係者=仕掛人」は、いろんな商品やサービスを魅力的に見せることによって、一般生活者の財布の中からお金を奪い取ることを目的にしています。

多くの仕掛人が一生懸命努力した結果、今や無料が当たり前だった水やお茶ですら、生活者に買わせることに成功しています。

その重要なポイントは「いかに高く買わせるか」です。同じ物ならできるだけ高く買わせたい。そのために、パッケージに金をかけ、物語をつくり、ウンチクを並べ立て、不当に高い値段を正当化するのです。

ただ、結果の出せる仕掛人になるには、ある程度仕掛けられ人的要素が必要です。何をやったら誰がどう反応するのかを客観的&主観的に判断できる必要があります。

例えばヨーロッパ高級ブランドのネクタイと100円ショップのネクタイ。どちらも同じ機能しか持ちませんが、一方は数万円で、もう一方は105円です。でも数万円で買う人がいることと、その買っている理由が分からなければ仕掛人になれません。

ましてや「オレは100円ショップのネクタイなんて絶対買わない」とか「何万円もするネクタイは着けないね」なんて言ってる人は、マーケティングの世界にいること自体がNGです。「原価は100円未満のものを数万円で売っている人がいる」ってことに気づくことすらできていないからです。

最近、プロの仕掛人ってのに出会うことが少なくなりました。「1万円のチューイングガムを仕掛けたいんだ」とか「1個7,000円なんだけど、限定100個づつしか販売しないカバンメーカーを仕掛けてるんだ」って人。本当に見なくなりました。

かわりに増えているのが「どんなことをやりたいですか」って人。つまり「仕掛人の下請け人」みたいな人です。ちょっとさみしさを感じております。

40歳過ぎのオッチャンが、モズク界のルイヴィトンやエルメスを仕掛けようと頑張っとるんだから、もっと若い世代は、超高級よっちゃんイカとか創り上げて欲しいんですけどねえ。仕掛人よ大志(ならびに大金)を抱け!

gq1023 at 08:32│Comments(0)

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