ＨＩＰＰＯ大野の雑記帳

スノーボードのオリンピック代表選手が服装について叩かれてます。「何を小さい事言ってんだ」って感じですが、とにかくメディアを挙げて叩いています。つい先日まで名前も知らなかった選手を、何の意図があって叩きまくっているのか知りませんが、とにかく総攻撃です。

本人は日本にいないので、どんな報道になってるか知らないことでしょう。それをいいことに、好き放題書きまくり放送しまくるメディア。そして、資金カットをチラつかせて連盟に謝罪を要求する団体。あーやだやだ。

文句言っている記者達に言いたい。「あんたは道を歩いている、あんな格好の学生に注意してるのかい？」「あんたはオリンピックに行けるほど何かやって来たのかい？」「服装だけで人を判断できるほど立派なのかい？」と。

オリンピックは、企業によるマーケティング活動の場です。決して単なるスポーツの祭典ではないのです。当然、服もカバンも何もかもスポンサー支給の物を着用しなければいけないし、選手個人が契約している服の着用なんて認められません。

アマチュア時代に何の支援もせず、勝手にオリンピック代表に選んでおいて、期間中の服装まで指定しておいて、着くずしただけで文句言われるんじゃ、やってられないですよね。

自費でワールドカップ転戦するのにいくらの費用がかかると思ってるんだ！トリノで日本選手団のコーチだった長江健次さんをゲストに呼んで、彼の苦労と努力ぶりを紹介してもらって欲しいぐらいだ！

叩きまくっているメディア達は、4年ごとのオリンピック以外に、いつスノーボードに注目してるんだよ。もっと他の側面からアプローチできないのかよ。これがジャーナリズムかー。悲しいなあ。