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2009年12月10日

米軍基地移転問題

c7e34f03.png米軍基地移転問題ですが、海兵隊普天間基地を全面的にグアムに移転させるなんてのは無理です。なぜなら、日本政府は在日海兵隊の半分をグアムに移転することで合意していて、普天間基地は太平洋西岸地域の前線補給基地にすることが決まっているからです。

現在の海兵隊兵力を沖縄に集中させている状況は、日本およびアジアの安全が沖縄に重くのしかかっているということであり、非常にリスクが高いと言われてきました。

そのため、ハワイ・グアム・沖縄の3箇所に均衡ある海兵隊兵力を分散させ、1箇所集中リスクを低減させることが決められました。日本政府は、沖縄海兵隊のグアム移転費用の一部、約7千億円程度を負担することにも合意しています。

アメリカ海兵隊は、万一の際、真っ先に突入する特殊部隊です。その活動は、揚陸艇などの海軍艦船や空軍輸送機や爆撃機などと立体運用されることで、その能力を最大限発揮できます。よって、陸海空の3軍と密接なつながりが求められます。

その意味では、海兵隊だけが単独で基地を持って、陸海空軍とはバラバラの訓練をしても何の意味も持ちません。だから、各軍が一定の規模で集積している場所でなければならないのです。

しかも、在韓アメリカ軍には海兵隊司令部だけがあり、有事の際にのみ部隊が編成される仕組みとなっているため、沖縄の海兵隊には朝鮮半島有事の際の実働部隊供給という目的も有しています。日本の目と鼻の先ですから、国内への影響を最小限に抑える効果もあります。

沖縄に集中している部隊をグアムに集中させたら何の解決にもなりません。

沖縄県外で場所を探すとするなら、東京近郊しかありません。海軍は神奈川県横須賀市に司令部を持ち厚木市に飛行場を持っています。空軍は東京・横田に司令部と飛行場を持ってます。しかも、神奈川県には陸軍のキャンプ座間まであるのです。

それにしても1万人以上が住む街を作った上で、大型の輸送機が離発着できる3,000m級滑走路のある飛行場なんて整備できるんですかねえ。1兆円以上の費用がかかると思うのですが、とても現実的とは思えません。

国防は政治にお願いするしかないものです。国民ではどうにもならないのです。どうか、日本を危ない方向にだけは向けないようにお願いいたします。

gq1023 at 07:08│Comments(0)

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