コーナー進入中はフロントブレーキ!?高杉奈緒子選手が

2009年11月28日

日本のロードレースはアジアの頂点を目指さないのか?

3c8c0169.jpg世界選手権250ccクラスに3年連続フル参戦を果たしたラタパーク・ウィライロー選手。チーム名は「タイ・ホンダ PTT SAG」ですが、スペインに拠点を置く「Stop and Go Racing Team」が運営する、世界トップチームの一つに所属しているタイ出身の選手です。

この彼、全日本ロードレース選手権で実力を発揮し、この世界への道を獲得した1人です。2004年に全日本GP125クラスに参戦、2005年は全日本GP250クラスで年間ランキング7位。2006年には全日本GP250クラス全戦で表彰台をゲットして年間ランキング2位となり、世界フル参戦のキップを手にしました。

今年の開幕戦筑波ラウンドにも「ペトロナス ヤマハ タイランド」チームから2台のマシンがST600クラスにエントリーして、激戦の予選をサクッと通過して、決勝でも結構速かった事に驚かされました。(一番驚いたのはタイヤマハのバイクを直前に借りて出場した新垣選手のポールポジションでしたが…)

中国にもマレーシアにもタイにも韓国にもインドネシアにもサーキットが整備され、アジアだけでF1やMotoGPが何戦も組まれる時代になりました。そして、それらアジア各国でモータースポーツを愛する人々が、真っ先に憧れる国に私達は住んでいます。

それならば、限られた関係者だけでメーカーの予算を食いつぶしあう今の閉鎖的なレースはやめて、広くアジアに門戸を開いてはいかがでしょうか?

相変わらず全日本ロードレース選手権は、来年も超内向きなドメスティックレースを開催するようです。今年参加していた選手が、また一つ年齢を重ねて出場してくることでしょう。

聞いたこともないスポンサーカラーに塗られたトップチーム。結構な年齢の人がトップを走れてしまう環境。ほんの少し前なら、高橋巧選手なんて国内ワークスチーム入りか、世界GPへ行ってるはずです。なんか悲しくなって来ますねえ。

でも、文句言っててもはじまらないので、2010年はアジアのレースを徹底的に見て、各団体と接触して勉強します。ヨーロッパでロードレースが栄えたように、アジアにも新しいロードレース文化を根付かせ、いつかは花を咲かせたいと思います。

gq1023 at 11:11│

この記事へのコメント

1. Posted by ろっしふみ   2009年11月29日 02:55
大賛成です。ヨーロッパ(FIM)とアメリカ(AMA)という二極に対抗できるアジアのバイクレース文化が形成できたら素晴らしいと思います。しかし、私は残念ながら国内メーカーとMFJには期待できないと思うので、やるなら上海あたりを拠点にアジアンフェデレーションでも作って海外メーカー(国内メーカーの現地法人含む)、そして国内のコンストラクターを巻き込んじゃった方が早そうですね。SYMCOやタイホンダのエンジンをモリワキやTSRのシャーシに積んだレーサーなんかいいかも知れません。昔のTZ程度のお値段で造れそうな。もしそれが仕事にできるなら第二の人生を賭けてもいいなぁ(笑)ぜひぜひがんばって下さいませ。
2. Posted by Hippo   2009年11月29日 09:09
> ろっしふみさん

コメントをありがとうございます。タイ、インドネシア、マレーシア、シンガポール、フィリピンなんて日本メーカーがガンガンに力を入れてレース活動を応援している地域や、新大洲ホンダのCBF150投入でレースシーンが盛り上がる中国をはじめ、世界を市場に展開するバイクメーカーを持つ韓国(デイリン・ヒョースン)、台湾(キムコ・SYM)など、ここ5年で大きくアジアのバイク事情は変化しました。

タイヤメーカーも沢山誕生していて、このまま手をこまねいていると、タイヤ代と参戦費用が安い上に、メーカー支援が潤沢にあるアジア各国に、アジアレース界トップの座を奪われそうな勢いです。

欧米のロードレース関係者は、かなりアジア市場に注目しています。とくにFIM。メーカーよりも先にアジア選手権を実現すべく、様々な方面に働きかけています。だって、中国とインドで25億人以上人口がいて、その大半(子供に至るまで)がオートバイに乗れるのです。

そりゃ1.2億人しか人口がいない上に、学校で「バイクの免許禁止!」なんて教育をしている国より魅力的ですよね。

マーケティング的にも、たばこやお酒といった広告分野での規制が未成熟で、まだまだ露出できるエリアが存在しており、それら巨大広告主からのお金も取れそうなので、可能性は大きい分野です。

来年は、参戦というだけでなく、楽しくアジア各国を回ってみたいと思います。
コーナー進入中はフロントブレーキ!?高杉奈緒子選手が