会議のやり方知ってる?NHK「スポーツ大陸」に伊藤真一

2009年11月26日

デフレ宣言

先日デフレ宣言が出されました。私は経営者ですので、簡単に言えば政府から「社員の給与を下げてOKです」と言われたのと同じです。社員にとっては「給与が下がるよ」と宣告されたようなもんです。

ところが、一般的にはデフレ待望論も多く存在してます。なぜなら、物価が下がるからです。「物の値段が下がったらうれしい」って人が存在しているからです。

ところが、残念ながら政府がデフレを宣言するほどの局面では、物の値段よりも給与の減少の方が早いのです。なぜなら「デフレですよ、経営者の皆さん気をつけてください」ってのがデフレ宣言だからです。決して「デフレですよ、国民の皆さんは物が安くなってラッキーですね」なんてのがデフレ宣言ではないのです。

アメリカがデフレを宣言する前に日本はデフレを宣言しました。だから円高になってます。だって製造業中心の国が、人件費を圧縮できる仕組みを国家的に発動したのですから製造コストが下がるので、当然のこととして円の価値が上がります。

ところが、現在の円高は「アメリカのドルが下がっているから」と考える層が政府筋にいます。う〜ん、それもあるかもしれませんが、それ以外の要因が大きく関係しています。円高に振れる様な発言や発表が多いからでもあるのです。

国会議員のみなさんよろしいですか?内需拡大にシフトするということは、国内物価を上げないと給与所得は上がらないのです。輸出したら会社が儲かって社員の給与が上がる時代ではないのです。

内需型の国家では、物価が下がっている局面で、労働者層の所得を上げる法律を導入すればするほど、企業は正社員を削減するのです。もちろん経済なんて分からないから政治家になっているのは分かるのですが、残念ながらそういうことです。

そこで提案。デフレ宣言を出すときは、デフレ対策とともに発表しましょう。

gq1023 at 05:47
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