所信表明演説ハイブリッドカーに疑似エンジン音を義務化

2009年10月27日

「セルイン」「フェース」「荷姿」

普段広告の仕事をしていると、メーカーの人なら新入社員でも知っている「セルイン」「フェース」「荷姿」みたいな常識的なワードを知らない方が多いことにビックリします。

これ、昔は広告代理店がプロモーション計画を策定する時には、当たり前のように提案していたのですが、最近は対消費者という部分に特化して広告というのが位置づけられるようになって来た事が大きいと思われます。

「セルイン」とはメーカーが販売店に納品することを指します。つまり売り場を確保することです。売り場を確保しても、荷物を納品する時はダンボール等に入り、さらに数量が多いとフォークリフトのパレットに載ってますから、1段ボールが何個入りで、1パレットはダンボール何個分かが重要となります。

今度は問屋や販売店に商品が届いても、売れなければ意味がないわけです。そのための「フェース」づくりが大切です。商品パッケージデザインもそうですが、その外箱に挿したまま商品を置く場合は、外箱デザインも重要。さらに周囲に配置する値札もブランブランとスイングさせたりの工夫をします。

メーカー期待の新商品出荷の際は、メーカー社員全体で期待感を醸成するため、景気づけのPRハッピを大量に作って出荷式をやったり、スーパーマーケット間で大量陳列コンテストや販売コンテストをやったりします。これだって、昔は広告代理店の仕事。

私も、とある新製品の出荷に際し、祈念フラッグ・祈念のぼり・祈念だるまを提案して受注に成功。さらに自分の会社と掛け合って、この受注品を景気づけとして自分お会社の社長から先方の社長に無料で進呈させてもらい、さらなる広告受注を実現しました。(たまに自慢)

トップの関係強化と広告受注の拡大という意味でも効果がありましたが、何といってもすごかったのは、先方のモチベーションアップ。目に見える変化に、開発・製造・営業が奮起し「これで売れなかったらダメだ」と、一気に売上を向上させました。

プレミアムや値引きやポイント景品制度みたいな麻薬だけではなく、商品の魅力訴求や売る側のモチベーションアップという視点も重要ということですね。

実際には、メーカー内ではセールスマン表彰式や取引代理店様表彰式といったものもあり、それらが複合的に機能して、全体としての売上につながっています。当たり前の提案、やってみてはいかがですか?

gq1023 at 08:32│
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