2009年09月21日

常任理事国と非常任理事国

6aa30109.jpg国際連合(通称:国連)という組織。第二次世界大戦後に組織されたのですが、今や何の機能もなくて、世界の名誉職みたいな団体です。まあ、北朝鮮がアメリカに唯一持っている正式な外交ルートなので、北朝鮮のためにあるような組織です。

ただ、第二次世界大戦で戦争をおこした側の張本人である「日本」では、政治的に重要な組織と位置づけられていて、他国との関係が出てくることに関しては、ここでの決議で動くことを原則としています。

国連において、実質的に最高の権限を持つのは国際連合安全保障理事会(略称:国連安保理)で、国連軍による平和維持活動の実施(まあ最高のものは単なる攻撃なのですが)を決めたりできます。

で、ここには常任理事国という任期が設定されていない5ヶ国と、任期2年の非常任理事国10ヶ国がいて、9ヶ国以上の賛成があれば議案は通過するのですが、常任理事国5ヶ国には拒否権と言うのがあって、通過議案を廃案にすることができます。

常任理事国は第二次世界大戦に勝った国「アメリカ・イギリス・中国・フランス・ロシア」なので、戦勝国による記念サークルみたいなもんで、当然のことながら第二次世界大戦と関係のなかった国々と、日本を除く敗戦国は国連活動には、あまり積極的ではありません。

非常任理事国は「クロアチア・コスタリカ・ブルキナファソ・ベトナム・リビア・ウガンダ・オーストリア・トルコ・メキシコと日本」です。何の脈略があるのかサッパリ分かりませんが、こうなっています。

日本は国連の活動資金のうち約17%の370億円ほどを負担していて、アメリカに次いで2位です。どこが3位かというとドイツで約190億円の負担です。日本・ドイツ・イタリアの枢軸国で約3割負担してます。

現在も実質的に続いているイラク戦争は、国連安保理で否決されたのですが「でもムカツクので攻撃!」となりました。イスラエルに対する非難決議では、必ずアメリカが拒否権を使います。

イスラエルがガザに侵攻してパレスチナを攻撃するのは大賛成で、イラクとアフガニスタンは絶対攻撃するという強い姿勢が明白なアメリカという国のおかげで、国連は全く機能していません。

日本は「お金払ってるんだから常任理事国に入れろ」と言ってます。でもアメリカの意見に反対しないんだから、常任だろうが非常任だろうが入る必要のない国です。アメリカと同じ意見の票が一票増えるだけです。

今回、国連総会に日本の首相が参加します。そして環境に対する意見を表明するそうです。イルカもクジラもマグロも国と国の争い事に使われる国連ではなく、すべての動植物にとって「次世代に美しい地球を贈るための組織=国連」となることを目指しての行動。こんな動きが次々と出てくることを祈っています。

gq1023 at 08:50│Comments(0)TrackBack(0)

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