2009年09月21日

経営再建中のJALって?

8d3c755b.jpg最近報道で「経営再建中のJAL」という言葉が頻出しています。報道を見る限りでは、アメリカン航空かデルタ航空から数百億円の出資を受け入れて再建する計画らしいのですが、先日発表された今年4-6月(第一四半期)の数字は990億円の赤字。ですから、数百億円入れても、すでに7-9月の赤字で吹っ飛んでいて、さらなる再建策が必要になっているはずです。

現在JALはアメリカン航空が所属するワンワールドというマイレージグループに属しています。デルタ航空の資本を受け入れてスカイチームというデルタの所属するマイレージグループに参加すると、数百億円の違約金をワンワールド側に支払う義務があるそうで、さらにスカイチーム向けの新しいシステム投資が数百億円必要なそうです。

JALの問題は、赤字のJAS(日本エアシステム)を統合したことからはじまっていて「山ほどある赤字の地方路線」「多岐に渡る使用機材」「乱立する労働組合」「退職者の年金&健康保険問題」等の様々な課題を抱えています。

大型機では、エンジンが4発も付いていて燃費の悪いボーイング747も大量保有している上に、燃費の良い777でも何種類ものエンジンを併用しているため、大量の部品を保有せざるを得ない状況です。

中型機になるともっと深刻で、ボーイング787の完成遅れによって通路が2つあるワイドボディ機にエアバスのA300-600とボーイング767-300が併用される状況が継続している他、150人乗り単通路機にB737-800・737-400・MD-90・MD-81と4種類が乱立しています。

しかも、企業年金や健康保険は経営を圧迫しているし、高給かつ高齢のキャビンアテンダントも沢山います。しかも労働組合がバラバラ。なかなかに状況は厳しいのです。

オバマのGM・鳩山のJAL。オバマはGMを倒産させる道を選択しました。高速道路1,000円でもJALには大打撃なのに無料化なんて言ってる政権ですから、鳩山はどんな道を選択するのかが気になるところです。

私なら、単通路機を737NG(600/700/800/900)に統一して、ワイドボディ機は250名超のみにするでしょうね。そのためには資本が必要ですが…。

gq1023 at 07:43│Comments(0)TrackBack(0)

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