2009年09月18日

インディ行って来ます!

debdf434.jpg全日本ロードレース選手権に出場している高杉奈緒子選手から、インディのチケットをいただきました。ファンの方からもらったそうで「いりますか?」と聞かれたので、「欲しい!欲しい!」と手を上げて私の手元にやってきました。

インディを見るのは、実はまだ3回目です。そして日本で見るのは初めてです。どこで見たかというと、私がカナダ・バンクーバーに住んでいた頃、突然その街でインディレースが開催されることになったのです。その名も「Molson INDY Vancouver」といって、地元が本社のビールメーカーがスポンサーになって誘致したのです。

サーキットなんてありませんから当然市街地コース。普段、私達が走っている道がレーシングコースになるのです。レース当日へ向け街中にバリア用のタイヤが高く積み上げられ、スタンドも設置されて気分はどんどん盛り上がりました。

1週間前になると、街の中心にあるショッピングモール「パシフィックセンターモール」に20台ほどのインディーカーが飾られ、私がDJをやっていた週に1時間しかない日本語FM放送でも、モルソンインディ特集を放送しました。

レース当日は大興奮。アメリカンレースは、F1等のコンチネンタルレースと違って速さを見せるだけではなく楽しませる演出満載ですから、いやが上にも盛り上がります。レースが見えにくいはずなのにコアラの着ぐるみ来ている人までいて、意味なくポルシェが展示されたりして、レースはスタートしました。

そして、アルアンサーJrが優勝。はじめてのバンクーバーにおけるモルソンインディは大成功をおさめたかにみえました。しかしレース中、ボランティアでオフィシャル業務に従事していた「Jean Patrick Hein氏」が亡くなったのです。

コース上からクラッシュした車を移動させようとしていた時に、コースアウトして来た別の車と接触したためでした。

1987年10月、富士スピードウェイで開催されたスーパーバイクのTT-F1の予選中に、多重クラッシュが発生。この時、亡くなったトム・ウォルター氏はバンクーバーのチームに所属していた選手で、「レース中の安全を最重要課題にして運営しよう」とご遺族や友人達が活動している中でのアクシデントでした。

翌年、モルソンインディではスタート前に追悼の儀式が行われ、レースはマイケルアンドレッティの優勝で幕を閉じました。それからレースが開催されていた2004年まで、死亡事故は発生しませんでした。

久しぶりのインディです。トム・ウォルターとJean Patrick Heinのことを思い出しました。彼らへの祈りを捧げた上で、思いっきり楽しんで来ようと思います。

gq1023 at 20:10│Comments(0)TrackBack(0)

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