2009年09月17日

新政権発足!だけど最重要ポストの金融が…

民主党政権となって全閣僚が決定しました。ところが経済対策で重要な財務大臣と郵政・金融担当大臣の発言によって、初日早々から市場は疑心暗鬼で迷走中です。

まず一発目は藤井財務大臣の「円高は緩やかな動きであり介入できない」との発言。いきなりの円高容認発言に世界は驚きました。だって急速な円高進行により輸出中心である日本企業の経営を圧迫しているというのが日本共通の認識だと思われていたからです。

藤井大臣は郵政選挙において小選挙区で落選し、比例区名簿でも2名分得票が足りずに復活できず落選して引退していたのですが、比例区名簿で上位だった議員が2名辞職したために「次回選挙には出馬しない」と宣言して復活されました。

今回の選挙では地盤は元秘書に譲り、公示直前に引退撤回して比例区単独で立候補して当選していて、なかなか若手議員の中では微妙なポジションなはずなのですが、いきなりの発言に驚きました。

元大蔵大臣だけに、世界的には市場には介入しないと思わせておいて、介入する時のインパクトを与える作戦かもしれません。今後の手腕に期待です。

そして夜の亀井郵政・金融担当大臣の「借入モラトリアムの法案化」発言。企業の借金と個人の住宅ローンを3年間返済猶予とする法案を10月の国会に出したいというものなのですが、報道機関があまりにビックリして報道を最小限に押さえたほどです。

金融機関にとって最大の利益は貸した金から発生する金利です。これが3年間も還って来ないと、今でも苦しい経営がもっと苦しくなるのは当然ですし、貸し渋りに拍車が掛かることは目に見えているのですが、発言してしまいました。

Oh!脱官僚だけど元官僚。道路族出身の金融大臣。怖〜い人が沢山いる所を地盤とする元警察官僚だけに裏も表も知り尽くした凄い実力派大臣です。考え方は「貸し渋り解消ができないから金融機関に金を貸す」のではなく「返さないでOKにすればいージャン!」なんて、超斬新で素晴しいアイデアです。

ただね、日本って日本円という特殊なお金を使って世界中と商売しているので、日本語っていう特殊な言語の使い方は注意して欲しいのですよね。ぶら下がり取材に対する個人発言は止めて、閣議の後で発言しましょう。脱閣内不一致!

gq1023 at 06:47│Comments(0)TrackBack(0)

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