仮面ライダーV3のサイクロン号会社員の所得控除

2009年09月08日

緩やかな政権交代・二大政党制の時代

緩やかな政権交代と二大政党制時代の実現を目標に選挙に挑んだ民主党。思わぬ大勝で、マニュフェストの早期実現が不可欠となりましたが、とにかく専門家がおらず大変なようです。

例えば子供手当ての支給には受付窓口が必要ですが、その受付窓口を整備するだけでも大騒ぎです。生活給付金の時は勝手に地方自治体を窓口にするなんて自民党が決めたものだから、各自治体側では受付窓口の設置や方法や担当者の人事異動等に追われました。子供手当てなんて、そんなレベルではありません。

例えば海外に引越す場合はどうするかとか、離婚したらどちらに払うかとか、親と住んでいない子供の場合は誰に支給するかとか、全然決まってません。不正受給に対する罰則も必要ですし、生活保護受給者は最低必要額の支給となっているので、子供手当て分を生活保護からカットするのかどうかも検討事項です。そもそも財源がありません。

この全然決まってない事を決めて、法案を作成して来年の通常国会で審議して、6月までに通過したとして、各自治体に6ヶ月以内に窓口を整備してもらって、3ヶ月後から支給を開始したとして2年後の4月からの支給というのが本来のスケジュールですが、「もっと早くやれ」なんて言って、官僚を困らせているようです。

これは、政治主導ではなく政治の横暴です。ちゃんと法案の仕組みを作って、事前に各自治体にも説明をして、さらに事務手続きに必要な費用を決めて、国から各自治体に、いつ支払うかを伝えないといけないのです。

それにしても、こども手当てって大人に払うんだから「大人手当て」じゃねーか。

gq1023 at 15:17│Comments(0)

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