阪神大震災の渋滞目黒のさんま祭り

2009年09月05日

公人は目の前の人と論議しないこと

d3692c46.jpg目の前の新聞記者と言い合いしている公人っていますよね。雪印の「私は寝てないんだ」社長とか、山一證券の「社員はみんな悪くないんです」泣き土下座社長とかもそうですが、最近目立つのは政治家です。

記者は記事を書く人ですから、どう考えても仲良くやって良い記事を書いてもらうべきなのですが、見下して発言しちゃう。

「あなた何新聞さん?えっテレビ局。新聞の後追いしとけばいいでしょ。」
「道を空けなさい、私は仕事してるんだから。」
「ずーっとここにいるの?あなた達はヒマでいいねー。これで仕事って言えるんだから。」

おいおい、サミットでベロベロになってた人のほうがいいだろー。チャーター機でお出掛けしてオペラ見てワイン飲んで「オママ政権…」だからなー。

新聞記者は、さすがに40歳後半になると管理職ですので現場に張り付いたりしません。とくに体力が必要なぶら下がりなんてのは20〜30歳台の若い人も多いのです。だから失礼な発言があるかも知れませんが、そこを上手く切り抜けられないとダメですよねえ。

私達は毎日違うことを言っててもいいのですが、公人は言っちゃいけないことがある。言わなきゃいけないこともある。だからこそ、目の前の人と論議しちゃいけません。ましてや政治家は、メディアの前で感情を見せちゃいけない。

新聞記者に感情ぶちまける人が、世界各国と政治的な会合できないと思うのは当たり前ですからね。北朝鮮に「あなたはいつも訳の分からないことを言うので会談終わり!」なんて言ったら、本当に対話の機会がなくなってしまいます。

公人は目の前の人と論議しないこと。これですよ。なお、記者と仲良くする役割は秘書に頼みましょうね。自分で対応するとオフしゃべりとして記事にされる可能性がありますので、ご注意を。

gq1023 at 08:41│Comments(0)

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