玉音放送・大野的口語訳空港収支初公開

2009年08月15日

終戦記念日

64年前に日本が全面降伏した日がやって来ました。戦争を行う事自体が愚かなことなのに、その後に東京裁判という勝った方が負けた方を裁くという、さらに愚かなことを世界各国がやってしまった戦争でした。

おそらくこの戦争において、アメリカをはじめとする主要国は、日本という国の戦争&占領事例で、変な成功体験を持ってしまったのでしょう。

めちゃくちゃに爆撃したら、その国の一番エライ人が自国民に「素直に負けを認めよう」と言ってくれて、その国民も「あの人が言うのなら仕方がない」と素直に反省して復興に一生懸命努力して、最後には攻撃されたことすらも感謝してくれる。でも、そんな奇跡は、この国・日本でしかおこりませんでした。

だから、その後の大国の戦争はすべてゲリラ戦になってしまう。その後、勝利宣言した大国はあっても、実際の意味で勝利を得た国はありません。どんな戦争にも勝利はないのです。

世界各国が「戦争はダメだ」と認識したはずなのに、今も世界中で戦争は行われていて、勝ったほうが負けた方を裁くという事も、今だに行われています。

もしかすると、私達は明日にでも戦争に巻き込まれるかも知れません。5分後にミサイルが着弾するかもしれません。私達の平和は、歴史に中においては一時の奇跡でしかないのです。

今だに戦争の責任を負うべき当時の国会議員の子孫が平気で政治家をやっていられる国。与党も野党第一党も戦時下で国会議員をやってた子孫(共に先祖は戦争に反対してはいたらしい)がトップになれる国。それに対して何の疑問も持たない国民。

そんないろいろな事を、亡くなったすべての人々と被害を受けたすべての人々&国々が気づかせてくれる日です。今日ばかりは、この大戦について様々な事を考えたいと思います。

gq1023 at 05:03│Comments(0)

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