レースのない時の展示は素晴らしいパチンコ店はゲーム店

2009年07月07日

タイヤ談義

0e440617.jpgサーキットに行くと、ライダーさんがひたすらタイヤ談義をしている光景を目にすることがよくあります。暑さとの戦いとなる8耐は、それが重要な作戦にもなります。

このタイヤですが、トラックタイヤにおけるドライバーの評価とライダーの評価に、非常に近い部分があります。例えばタイヤのサイドウォール。ブリヂストン(
以下BS)はタイヤ横面の傷によるタイヤバーストがダンロップ(DL)と比較して圧倒的に少ないのです。また、絶対的なグリップ力もBSのほうがDLより上とされています。

確かにロードレースのタイヤも、BSは横が圧倒的に固く、グリップ力もかなり上です。と、ここまでは一緒なのですが、ここから違うのがスライド性能と剛性の問題。レースではタイヤを押し潰して走ります。断面で言うと、半円形のものを台形にして走るのです。だから、それをコントロールしやすいタイヤが良いとなるのです。DLはスライド性能重視ですね。

加速中は後輪が駆動輪なので、後に加重があってリアタイヤが潰れていますが、ブレーキを掛けると加重は前に移ります。前に移ると、フロントサスペンション中でまずバネが縮み、次にバネと一緒に入っているオイルが縮み、サスペンションの限界に達するとタイヤが押しつぶされてタイヤが滑りはじめます。

速いライダーはフロントタイヤをスライドさせながらコーナーに進入します。つまり、フロントサスペンションを限界まで使用した上で、タイヤもサスペンションの一部として使っているわけです。

さて今年の8耐はどこが予選を制し、どこか決勝を制するのでしょうか?タイヤを制するものはレースも制するのです。

(写真はダンロップのトラック用オールシーズンタイヤです。タイヤパターンの渦巻きが1つのものをトラックドライバー用語でミックス。2つのものをダブルミックスと呼びます。)

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