2009年06月18日

鈴鹿サーキットは誰を見て商売しているのか?

b75e0705.jpg今回の8耐エントリーはグリッド割れでした。理由は明快で、エントリーするメリットがないからです。お客さんも減ってきています。こちらも理由は明快で、行くメリットがないからです。

昨年、私達のチームは石垣島のマグロをPRするチームですから、当たり前のようにマグロの解体ショーを企画しました。三重県・鈴鹿市の許可をもらい、沖縄県・石垣市にも後援をもらって鈴鹿サーキットに交渉するとNG。それどころか、仲の良いチームに振舞うのもNGといわれました。

それでも、なんとかファンの方々に喜んでもらおうと、粉のダイエットドリンクをピットウォーク用に5,000個も買って来ました。ところが、配布開始直後に「サンプリングは別途費用が必要です」と中止命令が出ました。

キャンギャルだって、チームで用意したら誰でも露出できるのではなく、プロモーションパスというパスが必要になります。その価格たるや、なんと1人?万円。前回もそうでしたが、今回だって「キャンギャル用意してやんねーぞ!」と本気で思いました。

今年の8耐ピットウォークでは、子供さんの入場料が無料なので風船配布を企画していました。でも、これもNGとなりました。コース上に落ちないようにヘリウム風船にしたのですが「環境問題に配慮したため」ダメだそうです。

はっきり言って、うちのスポンサーは何もやって欲しいなんて言ってません。チームだって何もやらないほうが楽なんです。私達は、ただ純粋にファンサービスを考えているのに、サーキット側は何の努力もせず、さらにエントラント側に意味のないプレッシャーを掛けて何の意味があるのでしょうか?

昔は○○応援席というチケットを買うと、応援グッズに加えてお弁当やジュースも付いて来ました。サーキットには様々な企業の応援席が販売され、華やかなイメージを演出していました。でも、今やお弁当が付きチケットはなくなり、○○応援席自体がほとんどなくなってしまいました。

物販ブースだって、昔はすごい店舗数でしたが、結構な出店料を取られる上に、売上の?%を召し上げさせられるため、出店数はどんどん減っていて、今や昔を知る人にとっては寂しい限りとなっています。

とうとう今回は、国内主力チームを参加させることもできず、海外チームの招聘もできず、海外有名ライダーの参加もないレースです。しかもプライベーターも集められずグリッド割れ。予選落ちナシの8耐です。

プライベーターは予算が厳しいので、予選落ちがなければテストも当然やらないし、完走だけを考えれば、極端に費用を抑えることもできます。でもそれではレースは盛り上がりません。

私はプロのイベントプランナーです。だからこそ、サーキットとレースが盛り上がる企画をエントラントとして提供しているのに、それが分かってもらえないのなら、今すぐレース参戦を取りやめたいぐらいです。だって参戦メリットがないのですから。

「MFJ・鈴鹿サーキット・バイクメーカーさん、本当にファンのこと考えてますか?」

レース好きのバカなチーム達は放っておいても集まって来て、レース好きのバカファン達は放っておいてもチケット買ってやって来る。そんな訳ないでしょーが。

昔、前夜祭に本田美奈子さんが出演したことがありました。残念ながら白血病で若くして亡くなりましたが、8耐の時ぐらい骨髄バンクのPRするとか、もっと意味のあることをやるべできすよね。

今年のピットウォークなんて、何もやってやらねーぞ(怒)!

gq1023 at 08:28│Comments(4)TrackBack(0)

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この記事へのコメント

1. Posted by 響鬼   2009年06月18日 21:33
初めて知りました。キャンギャルにもお金?○万?純粋にレースを楽しむ人たちには、キャンギャルはレースの華ですね。でも、一部のカメラ小僧のおかげでゆっくり見れません。望遠レンズが邪魔です。

子供向けに有効だった『仮面ライダーチーム』も無くなりましたね・・・どんどん寂しくなっていく8耐。
2. Posted by gq1023   2009年06月19日 01:38
>響鬼さん

キャンギャルのプロモーションパスは、通常はタレント事務所が購入します。だって所属タレントを売り込む最高の場所ですから。ところが、最近はタレント事務所側にパスを購入する余力がなくなって来ました。

物販ブースも以前は集客も非常に多かったのでバンバン売れていて、出店料+歩合を支払っても利益が出たのですが、今では利益を出すのは不可能に近くなっています。

昨年はワークスチームですらスポンサーセールスに失敗して「ドリームホンダレーシング」とか「ヤマハレーシング」なんて言っていた状況の中で、プライベートチームにスポンサーなんて付けられるわけがないんです。

まずはレースに参加するチームを集めないといけないですから、裏の控え室を全日本でポイント獲得チームには無償で提供するとか、フル参戦チームには50万円づつ支給するとかが必要ですね。本当ならライダー2or3名とピットクルー8名分のお弁当やお茶ぐらい、売店等のテナントに交渉して無償提供して欲しいもんです。

もっと盛り上がる8耐って企画できるのですよ。ただ、過去に儲かった体験があるので、そこから抜け出せないんですよね。大会の盛り上げ企画をまるごとやらせてくれればいいのに…。

まあ、このレースは昔から関係者がみんな足並み揃わないんです。夜のパレードと前夜祭と物販ブースと当日のスタート進行がバラバラの仕切りになってて、なかなか上手く行きません。なんとかしたいんですけどね。
3. Posted by uehara   2009年06月19日 09:07
マグロの解体ショーはNGなんですね・・・。とても残念です。
粉のダイエットドリンクの配布も、ヘリウム風船の配布もNGだなんて困った規制ですね。紙媒体の配布はOKなんですか?

そんななガチガチに負けないで、ボクはボクが人の為に石垣島から出来ることに協力します!
4. Posted by gq1023   2009年06月19日 17:43
>ueharaさん

レースは興行ですからファンサービスこそが一番重要なことです。ファンが見たいのはライダーでありマシンです。サーキットは華やかな場所を提供して、参加チームは必ずマシンとライダーを披露するのが必要とされていることです。

ただ、それを披露するのに費用が発生したり、ファンサービスに課金されるとなると、参戦している側からすると「ふざけるなー!」となるのですよ。同じやるのなら、サーキットとエントラントで足並みを揃えてみんなで盛り上げて行きたいもんですね。

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