鈴鹿300km耐久移動広告媒体としての風船

2009年06月05日

冤罪

また出た冤罪事件。でも氷山の一角です。執行猶予事件なんて冤罪は大量にあるし、懲役5年ぐらいの事件な「えらい目にあったなあ」とあきらめる人も多いのです。今回はDNA鑑定が証拠として採用された初めての事件だったことで、警察・検察が言い訳しやすかったことが、釈放につながった一番の理由かもしれません。メンツ。

重大事件で逮捕者の発言が報道されることがありますが、あんなもん警察以外の出どころはありません。世論を一方的に警察側が形成するわけです。だから検察官に「違います」と訴えてもダメ。自分で無実の証拠を見つけなければいけません。

逮捕者の拘留期間は10日間。拘留延長が出てもプラス10日で合計20日間。逮捕から送検まで2日あったとして22日間に自白が取れないといけない。でも所轄に刑事さんなんて10人もいないし、喰い逃げや万引きや自転車泥棒が毎日発生するし、夫婦喧嘩や酔っ払いでも器物破損となると逮捕で刑事課送り。

こんなの毎日送り込まれたらたまったもんじゃありません。だからどんどん伝票作業のように処理するわけです。そんな中で、一つの事件をちゃんと捜査するのなんて難しいわけです。警察の捜査がズサンというよりは、警察官の絶対数が不足してるという気がするのですが、世論は公務員削減に動いてますよねえ。怖い怖い。

とにかく逮捕されないようにしましょう。

gq1023 at 07:34│Comments(0)

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