新入社員がいきなり自宅待機ボーナスカットは当たり前?

2009年05月15日

若手社員が仕事を覚えるための機会

873be090.jpg昔FAXなんて普及してなかった頃、コンビニも普及してなかったし、ワープロも一般的ではなかったし、携帯電話もなかったので、取引先に書類を届けるとか、何か買い物に行くとか、文書を作成するとかは、すべてデスクの女の子や若手社員の仕事でした。

FAXが導入されても、ビルの中に1台とかだったので、自分の部署からFAX送信をするのはデスクの女の子や若手社員の仕事。フィルムを現像に出しに行くのなんて、ちょっとした気分転換になる楽しい時間でした。

ところが、今はメールでデータが送れるし、そもそも各自にパソコンがあるので、人に文書作成を依頼することもなくなりました。FAXなんてほとんど使わない。現像もしない。各自が携帯電話を持っているので、会社での電話取次ぎもない。

しかも24時間コピーサービスなんてあるので、朝一番に出勤してきた女の子にコピーを依頼するなんてこともなくなりました。つまり、各自の仕事が各自の領域で完結できてしまうのです。

そのため若手社員や女の子が「疑問を持つ→質問する→仕事を覚える」というプロセスを踏む機会が失われてしまいました。

今着任すると、だいたいの場合は放置されます。だって頼むことないですから。

本人が引っ込み思案で、周囲に世話焼きがいなければ、その放置状態が続きます。そうすると「仕事ってこんなもんでいいんだ!」と放置されている側が思い込むので、ちょっとの仕事量でアップアップになる人材が完成します。

今、20歳代の方々と飲みに行くと、極端に仕事に対する質問が来ないことに驚きます。「質問がない」のではなく「仕事がわかってないので質問したい部分が分からない」なのです。だから当然、社内文書の作成方法も分からない。

自分で取引先と話しするときでも「御社」なのか「貴社」なのか「弊社」なのか「我が社」なのか「うちの会社」なのかの表現方法すらも分からない。

ところが、教えるほうも懇切丁寧に教わってないから教え方が分からない。「分からないことがあったら自分で解決しろ!」ってな感じです。「売上がないヤツは事務所にいるな!気合だー!」ってパワハラ・・・。

若手社員が仕事を覚えるため、まず若手社員が仕事の中で分からないことを見つけることからはじめるべきだと思います。そして、先輩に質問してみましょう。

的確で明快な答えが返ってこなければ、その先輩も分かっていません。口のうまい先輩だと、ちゃんと回答してもらったような気にさせられますが、「的確で明快」かどうかが重要です。さあ、仕事の分かっている先輩っていますかねえ?

「それは上に上がる場合もあるし、下に下がる場合もあるから、状況によって変わるなあ」なんて回答しているノラリクラリ病の先輩ばっかりなら、あなたが部署を主導的に牽引できるチャンスかもしれません。

gq1023 at 09:12
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