WBCに一人の選手も出さなかった球団ハイスピードライディング(著:キースコード)

2009年03月27日

北朝鮮・人工衛星に「破壊命令」

690d3088.jpgなぜか気が付けば、自衛隊がミサイルで打ち落とす事になって来た北朝鮮の人工衛星。そもそも先方が通告して来たから対応できているわけで、人工衛星打ち上げ手順としては、国際法上の正式な手続きを踏んでいるものです。

だから、発射されたからと言って国連安保理に提起しても、決議は採択されない可能性が高く、中国等の常任理事国との話し合いを先にしなければいけないのです。

もう一つの問題は、自衛隊側では北朝鮮・人工衛星の発射を知る方法がないことです。前回7発のテポドンやらノドンが同時に発射された時は、「本当か?確認しろ!」なんて言っている間に全部着弾してました。(今までは事前通告ナシ)

この時も、アメリカから「発射時刻から着弾位置に至るまで」すべて教えてもらったのですが、今回も「発射しそうだ」から「発射しました」を経由し「落ちそうだ」「落ちた」に至るまでの詳細な情報が、すべてアメリカ頼みです。う〜む。

まあ、発射後に大気圏外で打ち落とすなんて事は無理なので、海上自衛隊の海上配備型迎撃ミサイル(SM3)は使われないと思いますが、航空自衛隊のパトリオットミサイル(PAC3)は使われる可能性があります。

でもこれが実際に当たると大変です。なぜなら、1つのロケットがミサイルで粉々にされて、ミサイル2発分の鉄くずとなって降り注いでくるからです。

パトリオットは、弾頭を着弾時に爆発させないためにあるもので、弾頭のついてないロケットなら、真っ直ぐ着地させたほうが、被害が広範囲に渡らないのですが・・・。

あとは、パトリオットって目標物の近くで爆発して方向を変えるだけなので、下手すると落下予想地点が急に変わっただけで、そのまま落下する可能性も高いのです。(もともと飛行機打落用)だって地対空ミサイルなんですもん。ありゃりゃ。

gq1023 at 10:38│Comments(0)

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