2泊3日の沖縄旅行ゲット!ひと味違った桜見物

2009年03月15日

自動車ローン(オートローン)が通らない

7ba66c05.jpg自動車は現金で買うもの。というより「月賦はやめなさい!」と言われるのが、すこし前までは当たり前の事だったそうです。月賦屋って昔の消費者金融のことで、百貨店の丸井や信販会社なども、もともとは月賦屋のたぐいです。

ところが、広告等によって「何でもローンで買うのは当然さ!」みたいな世論が形成され、今やいろんな物をローンで購入して、自分の給与を金利として金融機関に召し上げるのが大好きな人だらけになってしまいました。

自動車ローンはバブル前ぐらいに一気に一般化したもので、まだ20年程度の歴史です。なぜなら、それまでのローンは販売会社がリスクを追っていたため、購入者が支払えなくなった時は、取り立てをしなければいけない仕組みだったから、一定以上の信用がある層の人しか使えなかったのです。

ところが、バブル直前頃から信販会社が全国に支店を展開し、オートローン事業をはじめました。さらにバブル崩壊後には、自動車会社自身がローンを請け負う会社を設立しました。景気低迷打開と販売会社支援が目的です。

これで一気にオートローンが普及し、「月々3万円で乗れる!」(賞与で20万円ほど持っていかれますが)なんてキャッチコピーが世の中でよく見られるようになり、身の丈に合わない車を買う人が続出したのです。

自動車は動産です。新車でも購入した瞬間に半額の価値です。そこから5年ほどで価値がゼロになるものです。だから最低でも半額は頭金が必要です。事故を起こせば、もっと価値は毀損されるので、できれば70%は頭金が欲しいところです。

このオートローン。最近はなかなか審査が通らないそうです。短期的には自動車産業へのダメージですが、長期的には他の産業にお金が回るので、良い兆候ではないかと思っています。

車は金持ちの物っていうのが定着すれば、また自然と車は売れ出すと思います。それどころか、高級車を毎年乗り換えたりする人も出てくるでしょう。今はきっと過渡期ですね。

gq1023 at 06:13│Comments(0)

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