超高級携帯電話がバンバン売れて・・・カチカチ山

2009年02月20日

リベート(売上割戻)

日本独特の商習慣として、売上額や仕入額に応じた割戻で「リベート」というものがあります。これの見直しが、ものすごい勢いで行われているそうです。

一般的には「約束の10万ケース売ったから10%戻しね」ってヤツです。携帯電話屋さんでお馴染みですよね。0円で8万円の端末が売られていたのも、リベートの割戻しがあったからです。

これ、一般的には決算時にドッカーンと行われるのですが、事前の契約が存在することが大前提。しかも、景気動向に左右されない契約であることも重要です。後から適当に決めると、脱税や独占禁止法違反等を疑われかねません。下手すると贈与になります。

スーパーなどは、年度末のリベートが命という会社が多いだけに、決算期にリベートを減額されると一大事。当然交渉する担当者は減額ならクビという覚悟での交渉となります。

ところが今年は、メーカー側もリベート減額を達成しないと「営業所ごと解散」といった厳しい会社も多く、今まではバイヤーから水を掛けられたり飛び蹴り喰らったらあきらめていた担当者が、必死に食い下がっているそうです。

いよいよ大手企業の決算が目前にせまって来ましたが、この商習慣のため、最終的にどこに利益が行くかはギリギリまで見えません。興味津々です。

なお、決算月の数字にはリベート分が計上されます。支払う側は「販促費or広告費」で計上、受取る側なら「売上」で計上します。個別に販売奨励金計上用の費目を立てている会社も多く見られます。決算時はここに注目しましょう。メーカー対流通の構図が、おのずと見えてくるはずです。

ちなみにニュースなどで「担当者が個人で受け取るリベート」の話しがよく出てきますが、これは背任罪とか横領罪になる犯罪行為です。上記話題とは全く関係ありません。

gq1023 at 06:04│
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