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2008年12月19日

大企業を苦しめる社債

7a744ca9.jpg近年大ブームとなっていた社債(含むCP)。ここ10年、大規模ファンドの動きと歩調を合わせるかのように、大企業は銀行から資金調達するのではなく、社債を発行して資金調達する道を進んで来ました。

ところが、世界金融が崩壊し社債が売れなくなりました。でも数年前に発行した社債の償還時期は毎月やってきます。以前なら再度債権を買ってくれていた層も現金化を求める状況だけに、この償還分を金融機関から借り入れる必要が出てきたのです。

でも、金融機関は貸しません。だって、社債が飛ぶように売れていた時期に銀行は貸したかったわけで「苦しくなってから貸してくれはないだろ!」というわけです。

これ、帳簿上は短期借入金といって、2年から5年返済で現金ローンを組むのと同じようなものなので、企業がすごく伸びない限り、償還時期の前にとにかく次のローンを組まないといけないわけです。しかも、利息の支払いが年に2回づつ来るのです。ですから積極的に発行していた企業は、相当苦しいようです。

例えば、昨年12月に募集された「トヨタ モーター クレジット コーポレーション 2009年12月満期ユーロ南アフリカランド建社債」なら、税引前の利率は年10.0%!本日が2回目の利払い日で、償還日は来年12月です。

今年6月募集の「トヨタ ファイナンス オーストラリア(TFA)NZドル建て社債」でも年7.15%(税引前)。償還日は2010年6月となっています。

こんな債権ならみんな買いますよね。そうなんです。だからみんな買ったんです。ただ、これは金利動向によって利率が変動できるものなので、今は2%以下。さすがに2%切ると買う人も減ります。

これ、現金を大量に持つトヨタだから問題ないですけど、社債の償還費用がなくて銀行からも借入できない企業が大量に出現しています。いずれも名だたる大企業。さあ、どうなることやら・・・。いやー社債って怖いですね。

gq1023 at 07:58│
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