2011年07月

2011年07月03日

ものすごい豪華メンバー

ca5ac1b3.jpgさて写真に写っているのは誰でしょう?往年のGPスタッフや全日本メンバーが、高校生ライダーの石崎君のサポートをしていますね。中川さんは、今にも走り出しそうです。


ライダーには持ちタイムってものがある

じつは、レースってのはセッティングとかエンジンパワーとかタイヤとかが重要と思われてますが、予選タイムってのは、そんなもので決まるのではありません。それは30年ほどレースを見てきて、常にそう思ってます。

では何で決まるか?それはライダーの技術です。っていうのも、速いライダーはどんなマシンに乗っても速い。っていうか、タイムを出さないと、セッティングがはじまらないのです。意味分かりませんか?

例えば、タイムが2秒遅いとすると、各コーナーでコンマ1秒は遅い。そうすると、タイヤやサスペンションは、限界値の60%ほどしか動いていない状態になります。そこでセッティングして、速くなるわけないでしょ。

速いライダーは、テストに行っても2周目にはベストに近いタイムを出してきます。限界を見て「今日は車体が前のめりだな」とか「タイヤが滑るな」って見るわけです。セッティングで詰めるのは、競り合いのコントロール性と限界時のコンマ1秒であって、トータルタイムじゃないんです。

周囲も、タイムを出さないライダーとは正面から向き合わない。だって限界を見てないのに「このセッティングでは今が限界です」って言われても、「あっそー!」ってなもんです。これ、他の仕事と同じでしょ。

営業って成績を上げるヤツは何を与えても売って来る。売らないヤツほど売る前の注文(=セッティング)が多い。売る前に売れない理由をダラダラと話してるのって、めんどくさいんですよね。まあ世の中の大半がそんな人なんですがね。

「オートバイなんて、直線で走ってる速度は出るわけだから、コーナーの前後を詰めればタイムなんてどんどん縮まる」って速いライダーは言います。遅いライダーは「セッティングさえ詰めれば2秒ぐらいポンと上がる」って言う。どっちを信用します?

「文句があるならタイム出してから言え!」って話しですよ。文句があるなら「営業成績上げてから言え!」ってことですよ。

久々の全日本ロードレース選手権のフルクラス予選を見て、「レースもビジネスも同じだなあ」と心から思いました。

2011年07月02日

ピットウォークはじまりました

92ef10de.jpg復活もてぎ!ピットウォークはじまりました!お客さんもいっぱいです。


レースは説明の上手い人が速い

免許をお持ちの方なら分かるとおもいますが、運転中に真横をスーっと抜かれたり、後ろからグイグイ煽られたりしたら、ムカーっと来ますよね。そうなると、カッカしながら公道でも運転するじゃないですか。それを、全力でやるのがサーキットでのレースってものです。

だから、誰でも頭に血がのぼる。しかも無酸素運動の連続だから、本当に血圧も上がるし、ものすごい速度での競争だから、心臓は常にドキドキ言ってる。

それがね、自分ひとりでやってるレースなら、カッカしたままでもかえってくれば、一人なんで静かに落ち着くこともできるんですが、ピットクルーがいると状況が変わります。だって、ピットクルーは走ってないから、いちいち説明しないとライダーの気持ちは何も分からないのです。

F1でおなじみの通信機能は、バイクレースでは禁止されてます。クルーとライダーの間をつなぐのは言葉だけ。走って帰ってきて「全然ダメだよ!」なんてのは、まさに最悪のコメントです。

「2コーナーでは落ち着いてるんだけど、5コーナーではフロントが起き上がってきちゃう」ってな感じで、ライダー側が冷静にコメントしないと、クルーも動けないのです。

これ、レースだけじゃないですよね。客観的に物事を見つめて正しい方向を見極める。何の仕事でも同じなんです。そんなことを思った半日でした。

ツインリンクもてぎ

963a0b50.jpg早朝からサーキットです。


2011年07月01日

8耐に出ると出ないでお金はこんなに違う

88074d64.jpg8耐公開合同テストってのが来週ありますが、これロングランなんです。75分が1本に90分が2本に120分が1本で夜間走行45分が1本あります。

1回の走行に2台まで走れるのですが、まあ全走行でニュータイヤ1セット+中古タイヤ1セットは必要。つまり走行枠が5枠あって、そこに2台走ると最低限新品のタイヤが10セット必要です。

前後のタイヤを6万円としても、タイヤ代だけで60万円。ブレーキパッドも減れば、エンジンオイルもガンガン交換です。ガソリンだって2台で300リットル。消耗品だけで100万円なのです。

しかもね、クランク交換とかクランクケース交換とかも必要。エンジン開ければガスケットもいるし、リングだって何だって交換。これが工賃別で50万円ぐらいする。

去年は16.5インチのマルケジーニのマグネシウムホイールが割れまくりました。ただ走ってるだけで割れる。この価格が前後で50万円以上!すっごいお金がかかるのです。

モトバムさんはお店休んで売上ゼロなのに、走らせるのに200万円も使っちゃう。それで手に入るのって実走データのみ。そりゃ参加するってのにも、相当な覚悟がいるのですよ。

有名チームはいいですよ、サポートタイヤがあったり、スポンサーがいたりするから何とかなりますが、我々はスポンサーから数十万円しか入ってこないから、あとは自腹なんです。もちろん、これら以外に交通費も宿泊費も必要。大変なんですよ。

テストだけでこれですから、8耐に出ないとそれこそBMW5シリーズやメルセデスのEクラスぐらい買えちゃうほどのお金が残るのです。悩むでしょ。本当に悩ましい問題です。

ちなみに写真は2008年の公開合同テストでの、高杉奈緒子JSBマシン初ライドです。

20日も行方不明の伊江島の漁師が見つかった

fbb8e077.jpg2009年2月25日に書いた滑走路を3本持つ離島。それが沖縄県の「伊江島」です。周囲約22kmの小さな島で、島の大半はアメリカ軍の土地となっています。なぜ小さな島に滑走路が3本もあるかというと、日本軍のせいです。詳しくは当時のブログをお読みください。

この島は漁業が非常に活性化していて、さまざまな独自商品も開発されてます。沖縄本島の漁業といえば、糸満に続いて出てくるのは伊江島です。

ここの漁師が、ずーっと行方不明になってました。その行方不明期間たるや20日間。食料はなく、水だけで生き延びたそうです。島袋良光さんというオジーなのですが、1000kmも漂流して、高知県沖で見つかったそうです。

沖縄の漁船って5トン未満なんです。気仙沼のような100トン超の漁船は沖縄にはありません。だから、小さな漁船ばかりなのですが、それで漂流して助かるってのは奇跡に近いのです。

だって太平洋のど真ん中ですからね。瀬戸内海や日本海とはわけが違う。スッゴイ波なんですよ。毎日のように6mぐらいの波がおきてる。船は操舵できないと、波をまともに受けるんです。よく助かったもんだと思います。

それにしても、沖縄のオジーの漁師たちは行方不明になっても、ビックリするような生命力で帰ってきます。海に落ちても8時間とか20時間とか漂流して助かっちゃう。しかもみんな帰って来た時に、自分の足で歩いてます。恐るべき生命力でしょ。

今回の島袋さんもそうでした。20日間食べ物を食べなかったらヘロヘロですよ。「きっと沖縄の海には何かある」そう思ってる私なのでした。

gq1023 at 06:31|Permalink沖縄・石垣島 

さよなら日比谷パティオで古田秘馬さんと

3eb48110.jpg日比谷三信ビル。日本を代表する歴史あるビルだったのですが、あまりにも老朽化して取り壊され、2年半もの間にわたり、多目的スペースとなってました。

その名は日比谷パティオ。ルナレガーロやテオヤンセン展が行われたこのスペースを、当初から運営してきたメンバーで、お別れ会が行われました。なぜかって?このスペースは、周辺を含んだ大規模開発のため閉鎖になるからです。


じつは、ここのデイリーイベントを担当してたのは古田秘馬さん。本業はピアニストですが、就農や農業育成ってのに力を入れていて、農家の子せがれネットワークの立ち上げ期からのプロデューサーです。私と同じような第一次産業育成に力を入れています。8耐マシンに「REFARM」のステッカーを貼ってるのも、その関係で貼ってます。

丸の内朝大学などでご存知の方も多いと思いますが、じつは私はベーシストで彼はピアニストだったりもします。アーティスト的視点での第一次産業活性化って感じです。

それにしても、昨日は無料だったので飲みすぎました。本来は今日は朝からサーキット入りでしたが、8耐のスポンサー探ししてから行きます。

gq1023 at 05:43|Permalink